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執着を手放して可能性をさらに広げる

「なんで晴れじゃないとだめなの?」

以前、旅をしていたときに友人が言ったことばです。

その日は景色のいい自然の中をドライブしながらいろいろな神社にお参りする日でした。

「開放感あふれる景色は見れなさそうだなあ」と思った瞬間に残念だと私は思ってしまったのですが…。

まだ始まってもいない一日を残念だと決めつけるのはなんで?自然ってありのままなんだよ?全部楽しめばいいよ。旅に出てる時点ですでに楽しいじゃん?と。

私は旅行は晴れでないと!という執着を持っていたのです。

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昨日は衣がえをしたのですが、なんでですかね、洋服って本当に捨てづらい。

冬のシーズンで一度も着なかったのに、見た瞬間に『もったいない、まだ着れるお化け』が出現するのです。

6着なんとか手放しましたが、それもやっと。

紙類はさっさと捨てられるのに布類だとうまくいかない。

どうも布関係にも執着があるようです。

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細かく見ていくと「こだわり」という名の「執着」は、そこかしこにあります。

これは物に限ったことではなくて、人や環境、条件、思考、意識にいたるまで、あらゆるところに執着は潜んでいます。

この状態で起きるのが「可能性を狭めてしまうこと」です。

よりよい何かが入ってくる”隙間”がないのです。

執着して洋服が捨てられないと、新しい洋服が入らない。

やり方は絶対にこれだと固執すると、もっとうまくいく別のアイディアを取り入れることができない。

経済と同じで、循環させることでどんどん入ってきます。

執着の根底には「これを手放したらよくないことが起こるかもしれない」という恐怖があります。

恐怖をベースにガチガチに守りを固めていると、いいものが入ってくる循環が遮断されてしまうし成長の機会も逃してしまいます。

もったいないと思って持っているのに、もったいない結果が生まれてしまうのは残念ですよね。

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欠乏感から抜けるにためには、今あるものに感謝をすることが大きな役割を果たしてくれます。

感謝をしていく中で「すでに十分にある」と感じられることが鍵になります。

たとえ見えないものであっても、すでにあるものの”存在を感じる”ことで執着が薄れていき、安心感を感じ、物も思考も手放していけるようになるからです。

何かいいことがあったから感謝するというのは、条件付きの感謝。

”当たり前”のことに思いを寄せることが、今あるものへの無条件の感謝です。

「感謝しなきゃ!」と根性論で感謝しようとしてもおかしくなってしまうので、生活の中に当たり前のことに思いを寄せる時間を作ることがおすすめです。

・神棚に毎日ごあいさつをする
・瞑想をする
・六法拝をする(東西南北天地に向かって感謝をする方法で、方角ごとに感謝をする対象が決まっています)
・寝るときは感謝の言葉を言う

などなど。

感謝をすると執着が薄れ、執着がなくなっていくと流れがよくなり可能性が一気に広がります。

もっともっと軽やかに、気持ちを楽に。

今日は月初め、氏神様に感謝の日。

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悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。