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幼心を忘れずに

大人になっても「子どもの心」を失いたくない。
年を重ねても、夢や好奇心を大切にしたい。

小学6年生のときに、ポケットタイプの漢字の辞書で見つけた言葉。
それが「幼心(おさなごころ)」。

「幼心」とは、幼いときの心や気持ち、子ども心のこと。
卒業が迫る私は、成長に戸惑いや不安を覚えていた。

大人になっても「幼心」を忘れたくない。
そう強く想ったのは、『天井裏のふしぎな友だち』(柏葉幸子/著)を読んでからだ。

子どもにだけ見えるもの

紅と了という姉弟が引っ越してきた家の天井裏に、おかしな4人が住み着いた。しかし、はっきりと見えているのに、両親には4人の姿がみえない。

子どもにだけ見える不思議な4人の正体や目的とは。
幼い姉弟と"忘れられたものたち"である4人が繰り広げる、夢があふれるファンタジー。

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大人になるとともに、視野が広がり多くの物事が見えてくる。
現実を知ることで、夢や想像の世界が遠のいてしまう。

自立した大人になるには、現実を見つづけることも必要だろう。
しかし、そうすることにより大切だったものを失っている。

子どものときにいた「友だち」は大人になるとともに忘れてしまう。
そして、夢や好奇心をも社会に出て失う。

あなたが子どもの頃に遊んだ、想像や夢のなかの友だちを覚えていますか。
子どものときに描いた夢や理想は、どこにいきましたか。


「幼心を忘れずに」
これは、私の人生のテーマでもある。
子どもの心を持つ大人でいたい。いつまでも夢を大切にして生きたい。

夢のあるものをつくっていきます。応援していただけると嬉しいです。