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猿廻し季語はどっちだクリスマス

横浜・伊勢佐木町で猿回しをやっていた。映画館に行く途中だったので脇見ぐらいでしたけど。クリスマスの猿回しもいいもんだ。

クリスマス・イブはキリスト教徒ではないのであまり関係ないのだが(新年もあまり関係なかった)、ハレの日ということでクリームシチューを作った。普段粗食なので、ハレの日のときぐらいは(それでクリームシチューかと言われそうだが)。日本人が白米(米)を毎日食べられるようになったのは戦後のようで、白米と言えばハレの日の食べ物だったと本で読んだので、そういうもんだよなと。普段粗食だとクリームシチューでもハレの日の食卓になる。特に鍋を焦がして前日は夜食は抜きだったのだから。食生活はほとんど貧しいです。その代わり映画とか読書は充実させている。何か贅沢なものを食べるのだったら一本でも映画館で映画をみたい。そのためなら昼食コンビニおにぎり一個で我慢出来るのです。

それでも昨日はハレの日だった(本当は今日なのか?)。


焦げた鍋の写真をアップしようと思ったがお目汚しになるので今日のクリームシチューの写真を。もうすでに2杯いただきました。今日の一日分の食事。あとケーキは食べないだろうな。大福食べるから(映画館のトイレ対策として、有効だと結果が出たので)。

それで昨日は、東京に先駆けて横浜で公開された『REVOLUTION+1』を観てきました。そんなに過激な作品でもないけど、ネガティブキャンペーンが凄いのだった。

山上徹也容疑者をモデルにした映画の音楽を担当した大友良英氏と交流があるのんを心配|ニフティニュース https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12251-1894731/ #のん #国葬 #安倍晋三 #芸能人 #ニフティニュース

大友良英がどんな映画音楽をやろうと、のんは関係ないじゃないか。この記事を書いた記者は映画見たのか?大友良英のサウンド・トラックはジャズというよりノイズ・ミュージックのようで、この映画のサウンド・トラックとしてはかなり良かった。むしろ『花束みたいな恋をした』のサウンド・トラックもやっていたのかと。そっちの方がショックだったわい。大友良英氏は「高橋源一郎の飛ぶ教室」にもゲスト出演していたのでそっちもお勧め。

冒頭で不適切発言で謝罪。「11月18日の放送で、山本文緒著『無人島のふたり-120日以上生きなくちゃ日記-』をご紹介した際、著作権法違反だった」と。あの時は源一郎氏はやる気がなかったから全部朗読で済ませたのだと思う。それがバレバレだった。わかるんですよね。話題の本だから紹介しないといけないとか、NHK側の要請だったのかな。その前にファスト映画とかやっていたのだから、覚悟の上でやったのだと。

ほんとクレーマーが多い世の中になってきてますます表現者は大変なんだと感じます。法律の問題は今の企業社会に有利なように出来ているから、それが絶対的に正しいわけではないのはジョン・スチュアート ミル『自由論』を読めばいかに大衆扇動が自由を規制していくかがよくわかります。要は寛容さがない社会は、それだけ息苦しくなりストレス社会になっていくということだと思う。そうしてますます権力側は規制を強めて、自由を排除していく。いまそういう岐路に立たせるというのは足立正生監督の映画上映にしても東京では公開しにくい状況にあるのだと知るべきなのです。そうしたネガティブ・キャンペーンがはっきり行われているのだから。

日本もそのうち中国のようになってしまうのか?中国化国家のほうが組みやすのか?考えるべきときに来ているぐらい規制が激しいです。それは企業が権力に伺いながらやる自主規制というやつなんだ。例えば映画にしてもそういう圧力がある。

図書館で予約本が入ったので昨日も図書館で本を借りてしまった。アニー・エルノー『場所』。今年のノーベル賞作家です。映画も公開になるんだよな。そっちの原作じゃないけど。

気が早い人はすでに今年のベスト本とか映画とかだしてますね。まだ25日ですよ。今からベスト本とか映画とかあるかもしれないじゃないですか?とりあえずどうしてもというんなら今年のベスト本は、『失われた時を求めて』10巻にしておきます。

まだ10巻目追加してなかった。日記をアップしたら性急にやります。

あとせっかくだからクリスマスの詩を書きたいのです。出来ればだけど。

その前に今日の一句だ。

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