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大岡川桜の黄葉枯れきらず水面(みなも)に言の葉落つ十一月

もう11月だった。月日が流れるのは早い。振り返るからだろうか。例えば61歳の一日と1歳の一日の違いは、61倍で時間が過ぎているのか?その中に子供の時のように新たな出会いを作らないとあっという間に過ぎてしまうのだろうな。


やどかり短歌

これは今日読み終わるはずだったのが11月になってしまった。十月の短歌の方が良かったんだけど、11月には出せないよな。新しく自分で作るしかないか。作ったらこっそり入れ替えよう。

長い間使っていたリュックをついに買い替えた。一回洗濯してからファスナーがおかしくなったり綻び始めていたんで、もう重い図書館本を入れたりするのは耐えられそうもなかった。まあ、良く頑張ってくれたよ。図書館本が増えて、普段から十冊ぐらい持ち歩いていたり、お遍路ではすし詰め状態に耐えたり、正露丸をぶちまけてしまったこともあった。今ではいい思い出なので捨てる前に挽歌を捧げよう。

リュックより背嚢(はいのう)と呼ぶ戦友よ遍路にも耐え書籍にも耐え

やどかり短歌

こういうのは気持ちが大事。

それで新しいバックを伊勢佐木町の安売りワゴンセールで買ったのだが、最近のリュックは大きくなっていた。新しいリュックに古いリュックと野菜の買い物(かぼちゃと茄子)が軽々はいってしまった。買い出しにも便利なニューバッグです。

午前中ぐだぐだして、午後から図書館。三冊返却して、三冊借りた。ちっとも図書館本が減らないな。一回ストップさせなければ、部屋の積読が読めないと思いながら短歌関係の本だからいいかみたいな。三冊とも短歌の本だった。『短歌ムック ねむらない樹 vol.1』『てんとろり 笹井宏之第二歌集』塚本邦雄『茂吉秀歌『赤光』百首』

読書。『失われた時を求めて』少々。シャルリュス男爵の老化現象がかなり進んでいる。
『チャンドス卿の手紙』ホフマンスタール。ウィーン・ロマン派(世紀末文学)はよくわからず、解説を読んでもよくわからず、難しい短編集。精神を病んでいく話のようだ。
田村隆一『ぼくの鎌倉散歩』鎌倉の散歩コースを詩で読んだもの。立ち寄る酒場とかラーメン屋とか。酔っ払っている詩が多い。
今日中に読む本、穂村弘『シンジケート』歌集だけど。新しい歌集を図書館で借りてきたので。

映画。『あなたと過ごした日に』。まあまあ面白かった。

「うたの日」で音の日。これは嬉しかった。

図書館のページに挟まれ冬の蝶いつか読まれて羽ばたくまでに

やどかり短歌

『 蝶 』 やどかり #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=3136i&id=55

うたの日


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