『ルバイヤート』オマル ・ハイヤーム(著),小川亮作(翻訳) Kindle版
星の汀さんの記事を読んで面白そうなので読んでみました。
イラン映画とか見るとけっこう詩の引用があったり、イランでは日常でも詩が読まれていたりするようで以前からイランの詩には興味があったのですが、イスラム文化というと「アラビアン・ナイト」ぐらいしか知らない。
そこで『ルバイヤート』を読んで見るとこれが面白かった。四行詩でどれも短いからサクッと読める。酒と人生哲学というと李白みたいなのかな。日本でも『万葉集』では大伴旅人の酒の歌があったりして、万国共通の呑兵衛さんたち。
酒飲みの人生訓なのだが、自由律の放哉とか山頭火好きな人はハマると思う。それではいくつか紹介。