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芸人の脳モード

ご縁いただき、著名な芸人の方の真横でお仕事させていただきました。ぼくは、傍観者で、特等席でした。ありがたやありがたや。

脳のキレが、キレッキレっで、もうそれはもう、目から鱗の学び体験。(Voicyで、その体験お話してます。

まとめると、いろんな脳のモード、情報処理の型をオーケストラの指揮者さながら、パレードさせている感じです。

これも、アートやなぁ、と勝手に出演させていただきながら、楽しませていただき、本当にありがたかったです。そして、圧倒的、創造性の脳を活用しているだろうと思い、毎朝の論文探検で、面白いものを発見!

プロのお笑いのクリエイティビティに関する脳のマッピングです。アマチュア、一般の方と比較し調査が行われています。

少し予想していたように、角回(Angular Gryrus)という創造性にとても重要な脳部位の活動性、そして、その一部にカテゴライズされることもある、デフォルトモードネットワークの活動、そこにプロの特徴が表れているようです。

そう、Voicyさんでもお話させていただいていたのですが、いろんな脳処理の型を、使いこなしている感覚があったのです。

型通りって、面白くなさそうですけど、型をいっぱい組み合わせると、それは型を破ることになるんだろうなぁ。面白さに通じるんだろうなぁと。

脳の型をつくるためには、それはそれぞれの反復が不可欠。反復され続けたものが多面的な型が、武器が、組み合わされて、その人の「個」が、ますます際立つのだなぁと。色々と考えさせられました。

ぼくも改めて、「型」、すなわち「基礎」も大切にしようと感じました。そしてその何のどんな「基礎」たちを習得していくのかは、人それぞれ、その人の想い、直感、意欲に合わせていけば、基礎の組み合わせは無限大。

基礎だけでこだわり、基礎の横断、組み合わせを実践しなくては、それもまた脳での創造的な活用にもならない。型を作ったら、混ぜる。脳内をカオスにする。そんな先に、その人らしさ、ならではの何かが生まれるのかも。

うん、いわゆる、守破離ですね。昔からの知恵はすごいなぁ。

ありがたい、機会に感謝感謝です。


Brawer, J., & Amir, O. (2021). Mapping the 'funny bone': neuroanatomical correlates of humor creativity in professional comedians. Social cognitive and affective neuroscience, 16(9), 915–925. https://doi.org/10.1093/scan/nsab049

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