あおとのうと

脳の不思議大好き人間。DAncing Einstein Co., Ltd Founder CEO。脳と人工知能の組み合わせで、多くの特許ホルダー。悟空とルフィに憧れるアラフォーです。個人的ノートの延長です。

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    最近の記事

    人生を豊かに〜記憶を意識する

    英単語1つを覚える仕組みって不思議ですよね?何回も書いて、発音して、繰り返して、思い出しているうちに、記憶として、自分のものになる。 神経科学は、まさにこの記憶ってなんだ?を細胞とか分子のメカニズムから紐解いてくれる。難しいお話はしませんが、英単語1つを覚えると、あなたの脳の中の神経細胞のどこかに、その情報が書き込まれているのです。 繰り返し使われる情報、晒され意識が傾けられる情報は、あなたの脳の一部になるということです。それに伴って、本当にミクロな単位ではありますが、物

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      • メンタル・タイムトラベルと脳

        過去のことを思い出すのも、未来を思い描くのも、自分の内側にある記憶から作られる。けれど、過去の記憶を思い出すのは、あった出来事の記憶を引き出すということがメインだけれど、未来を思い描くのは、過去の記憶たちから、情報を紡いで、予測的な脳機能も必要になるため、同じではないだろう。 こんな我々の内側にあるメンタル・タイムトラベルに寄与する脳部位の一つが明らかになりつつある。以下の論文は、2021年にオックスフォード大学プレスが発表している。vmPFCという脳部位にダメージがあると

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        • 報酬学習と意思決定

          人が意思決定をするときに、脳はどんな働きをしているのか?そのような研究は、古くからされています。一つのマイルストーンは、意思決定には、思考系と感情系のどちらの作用も受けますが、感情が反応している時は、圧倒的に感情による影響が大きくなっちゃうよということが、脳反応のあり方と、意思決定の研究からわかってきています。 もちろん、あくまで研究機関の実験現場での知見なので、人によっては、どんなに感情が強く反応しても、それをうまくマネジメントして、思考系を優位に働かせるなんてこともでき

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          • 脳も腸も

            脳が大事だ!腸が大事だ!それぞれの専門家が、それぞれの重要性を強調することが多い。いや、多くは専門家はそんな議論をしない、その情報を受け、周りが勝手に尾鰭をつけ、脳が大事だ!腸が大事だ!と対比構造を取ったりするだけ。 どう考えても、どっちも重要だ。どっちかだなんて、白黒つける必要もない。どちらも我々の一部として、それぞれ異なる重要な役割をもち、それぞれが関係性を持ちながら作用し合っているのだから。 脳で作られた化学物質が身体にもめぐるし、身体・腸で作られたものもまた脳に巡

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            なぜ「ぴょんぴょん」するのか?

            なぜ、動物はグルーミングをするのだろう?なぜ、人は貧乏ゆすりをするのだろう?赤ちゃんを抱っこして、ゆらゆらしたり、ぽんぽんするのはなぜだろう?ライブでリズムに合わせてぴょんぴょん跳ね飛ぶと心地いい。なぜだろう? 単調な動きの必要性というものは、以前から注目はされており、ストレスを癒す効果などが知られていた。また、それに伴ってセロトニンという、それこそストレスなどを和らげるものが分泌されていることなどが報告されていた。 しかし、この単調な運動(専門的には、body-focu

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            丸っとした自信と脳

            自信に関する数多の研究がある。日常における自信って、具体的なタスクやスキルに関する自信というのもあれば、なんとなく自分全体の自信みたいなもののどっちもある。 しかし、多くの研究は具体的なタスクを与えて、どちらかというと具体的なパフォーマンスに対する自信を取り扱うことが多い。では、自分の存在丸っとしたタイプの自信は、どんな脳の機能によってもたらされるのか? いずれにしても、自信と言っても、具体度の高いものから抽象度の高いものまである。それぞれにおいて、脳の使われ方は違うのか

            芸人の脳モード

            ご縁いただき、著名な芸人の方の真横でお仕事させていただきました。ぼくは、傍観者で、特等席でした。ありがたやありがたや。 脳のキレが、キレッキレっで、もうそれはもう、目から鱗の学び体験。(Voicyで、その体験お話してます。) まとめると、いろんな脳のモード、情報処理の型をオーケストラの指揮者さながら、パレードさせている感じです。 これも、アートやなぁ、と勝手に出演させていただきながら、楽しませていただき、本当にありがたかったです。そして、圧倒的、創造性の脳を活用している

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            翻訳できない世界のことばを味わう

            最近、言語と非言語、どっちとも仲良くなりたい青砥です。心のうちのことは「言葉にならない・できない」みたいに表現されるように、難しいことも多い。でも、トライしたい時も。けど、心の外の世の中に対しても、いろんな素敵な言葉がある。新しい言葉を知って、なんだかハッピーになれたらいいなぁ〜なんて思って手にとった2冊。 エラ・フランシス・サンダースさんの本。これは、翻訳された前田まゆみさんも大変だったかもです。いやぁ〜本当に興味深いですし、ぼくは絵のテーストも大好きで、目でもいっぱい楽

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            好奇心の新たな効能

            好奇心の効能は、神経科学の観点からは色々語れます。主に、ドーパミンの観点から。少なくともこれまでの研究で、 ・記憶定着効果の向上 ・集中力の向上 ・思考力の向上 などは示されてきていました。あと、チャレンジする確率を高めちゃうとかもありました。 今日は、そんな研究の、もう一歩踏み込んだ研究ノート。2022年6月公開の好奇心に関する論文から。 皆さんは、ご自身が興味関心、好奇心が働いていた時のことを思い返してみると、その時の話の内容だけでなく、周囲の状況や映像的なイメージま

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            ネガティブなことが気になる脳

            心から望んでいないのに、知らず知らずにネガティブなニュースなんかをみちゃっている時ないですか? 先日、「少女が街で刺殺」というタイトルが目に入り、知らずにクリックしている自分がいました。普段は、極力そういうニュースを見ないように心がけているのに、自然と、知らず知らずに。 すごく心が痛む辛い記事でした。やりきれない想いになりましたし、悲しいし、でも何もできるわけでもない自分に情けなさなど、知らず知らずに、その記事によって強いストレスとネガティブな気持ちが引き出されました。

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            脳と名言1:アクティブ・ハピネスの重要性

            ワンツーワンツーとリズミカルにはじまる、水前寺清子さんの『三百六十五歩のマーチ』は、1968年にリリースされた曲。僕も生まれていない。(笑)それでも、よく知っているし、懐かしく感じるし、そしてハッピーにしてくれる大好きな曲。 脳をあれこれ学び、人生をあれこれ歩むと、ますますこの歌の重みがずっしりと胸に響いてきます。 この歌から、「アクティブ・ハピネス」の重要性を再認識。 アクティブ・ハピネス、聞き馴染みはないと思いますが、文字通り、「能動的な幸せ」という意味になります。

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            アイデアたちと「いいアイデア」

            先日、『ハイコンセプト』『モチベーション3.0』の著作で有名なダニエル・ピンクさんが以下の心理学(ちょっと脳科学)研究をSNSで紹介されていたので、2015年とちょっと古めの論文ですが、乗っかっちゃいます♫ この論文を受けて、ダニエル・ピンクさんはこう仰ってます。 ご紹介の論文で、創造性(この実験では発散的思考力)と実際に出したアイデア数に強い関係性があったことが示させています。また、IQはアイデアの量にも質にも関係しないことも読み取れます。 よいアイデアを出すために、

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            アハ体験と脳

            テレビでよく見かける「アハ体験!」。神経科学的には、どんなことがわかってきているのでしょう? 難しい問題、創造力を要する問いに向き合い、、、「ぐぅお〜っ」ってなるんだけど、ある瞬間、「Aha!」と、その解であったり、道筋なんかが閃いたり、思いついちゃったり。 古くは、数学者として有名なアルキメデスが、お風呂で「Eureka!(ユリカ)」と、「見つけたぜ!」的に叫んだこと、その閃きの瞬間を、Eureka! MomentとかAha! Momentとか。 誰しもが大なり小なり

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            賞罰とセロトニン

            報酬で学びを強化する。罰を与えて学ばせる。どっちがいい悪いの議論がされることも多いですが、そんな0か1かの話ではないだろうなぁ。もちろん、一人ひとりの性格やその時のコンディション(脳の状態を含む)によるだろうなぁと。 その脳の状態の一つを考えるヒントになりうる論文。(もちろん、これだけが賞罰に作用するわけではないけれど。) 2022年8月、Jochen Michelyさんらの賞罰とセロトニンの関係性に関する論文。 セロトニンは、リラックスしたり、落ち着きをもたらしたりす

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            パートナーロスと脳システム

            脳の活動は、とても複雑で、脳のケミカル、神経伝達物質なども、いろんなシグナル、場面で反応するし、それぞれの伝達物質がコンビネーションで放出するから、ますます複雑性を増す。さらに、作用先も多岐に渡るから悩ましい。 例えば、有名な例では、オキシトシンという神経伝達物質は、信頼ホルモンとして名を馳せたが、その実験は再現性が低いと最近は否定されたりもする。ましてや、敵が現れた際にもオキシトシンが増すことが示されたりすることから、また科学者を悩ます、否、興奮させる。 けど、何か人と

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            幼児の心をみる力 & 楽しいメタ認知

            3歳前の子どもが、自分の心をみることはできるのか?育むことはできるのか?そのようなことを実験した論文。 結論はYES! どんなトレーニングをしたのかというと、我々の認識に関するようなことを一緒にディスカッションしたり、お話ししたり。例えば、見ることと知ることの違いや、他人の持ってる知識の違いなどを体験しやすい文脈で学ぶそう。この実験では、6−7週間。気になる方は、下記を読んでみてください。 この論文で教えてくれていることは、我が家でも大切にしていることの一つ。うちの娘氏

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