藤沢数希氏のコスパで考える学歴攻略法を3分くらい流し読んだ感想
コスパで考える学歴攻略法 (新潮新書)
目次を読めばだいたい内容は書いてある親切設計。
目からウロコは落ちなかった。中学受験がダビスタってところは前書いたやつと被ってたな。
本題
思うのはコスパってなんやろうかということ。
投入したコスト(時間費用その他感情も含むだろう)に対してパフォーマンス(金銭、その他効用)を最大化したいということだろう。
これと学問の本質は乖離している。
だからこの本も学歴を攻略するとある。
攻略ってなんやねんと思うが、コスパからみてこのみんながやってるやり方ってどうよ、って話に行き着いてる…というかそうならざるを得ない。
効率よく金を使い、より金を得るルートへ進むって話だ。
そういう捨象をすると、人間は資本に早変わりしてしまう。年収いくらで、プライムレートで割返したらいくらの債券に相当と。
コスパに囚われすぎると世界から色を取り除きすぎる。
とはいえアホを数学科に進めるというほどのコスパ無視はありえないと思う自分もいる。が、まあアホが数学科進むこと自体が学問とかけ離れているような気もする。
なんともしっくりこない。
感想文をかけるほど熟読していないということか。
しかし再読するかと言われると他に読む本があるという気分が正直なところだ。
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