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考えの転機になった本たち

育休も残すところあと1ヶ月ほど。
今までどおり思いっきり本を読むことも出来なくなりそうです🥲
そんなわたしの読書歴は約1年(浅)

そんな浅すぎる読書歴のなかでも、考え方を大きく変えてくれた本がいくつかあったので簡単に書いておきたいと思います。

転機① 暇と退屈の倫理学

読書会に参加するために読んだ本。
とにかく面白くて、夢中で読みました。

この本を読んでから、
自分は退屈を避けるために仕事をしているのかもしれないなあ‥
と思うように。

退屈を恐れている、有意義病にかかっていることも自覚しました。

転機② ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

たまちゃんの紹介文から猛烈に気になり、読みました。
これを読んでから、
私のしてる仕事って、世の中に必要ないかも。
と思うようになりました。

じゃあ、必要な仕事ってなに?
これを読んでからずっと考えています。

転機③ 人新世の「資本論」

必要な仕事ってなんだろう‥と考えているうちに、
地元を稼がせることに貢献できてるじゃない、とだんだん開き直ってきたところで読んだ本。

ピケティでも現代貨幣理論でもベーシックインカムでもなく、マルクス資本論を読み解くことで格差社会と環境問題にアプローチする本。

格差社会や環境問題は、膨らみ続ける資本主義の性質、資源の商品化と価値の消費により生み出されているもの。
持続可能な社会とは、「脱成長コミュニズム」だと主張しています。

マルクスが構想した将来社会は、コモンを基礎とした"豊かな"社会です。
ここでいう富の豊かさとは、生産力をひたすら上げていった先にある単なる物質的な豊かさではありません。

〜中略〜

そうではなく、ワークシェア、相互扶助、贈与によって脱商品化された〈コモン〉の領域を増やしていくことで、誰しもに必要なものが十分に行きわたるだけの潤沢さを作り出すのです。

ゼロからの『資本論』p216

地球をコモンとして考える。
先代から受け継いだ地球を未来の世代へ残す。

私の仕事してる産業って、地球を未来の世代に残すことにおいてプラスに働いてるんだろうか?

***

この一年の読書を通して、

  • 私は退屈しのぎで仕事をしていて

  • その仕事はブルシット・ジョブの可能性があり

  • その仕事の産業自体も、地球規模で考えると持続可能じゃないかもしれない

めちゃくちゃ迷子になりました(結論)
この迷子の気持ちを抱えながらあと一ヶ月で復職することになりそうです🙄

***

資本論についてはまだ消化不良なので、ぜひ、読書会をしましょう🙏

↓参加はこちら 3/14 10時から 無料


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