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スポーツ/エンタメ業界や社会課題の解決に向けたあれこれ書きます。 個人的な活動として一…

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スポーツ/エンタメ業界や社会課題の解決に向けたあれこれ書きます。 個人的な活動として一般社団法人日本バスケットボール選手会を立ち上げからサポート。SFC研究所。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京生まれ。

最近の記事

東京2020 新種目3x3のストーリー

いよいよ東京五輪が開幕する。新種目の3x3は初めてのオリンピアン、メダリストが誕生する。男子は強豪国セルビアを米国不在の中で日本をはじめ各国がどのように攻略していくのか、女子は世界最終予選を勝ち抜いた日本代表が勢いそのままメダルに手をかけるのか、注目が集まる。今回は3x3の舞台裏を紹介する。 3x3はパリ五輪も採用、LA五輪に続く東京五輪2020は33競技が実施されるが、組織委員会が提案して2016年8月4日に正式に追加種目として発表されたのは5競技18種目で、競技としては

    • 女川フィーバーエンジェルス

      宮城県牡鹿郡にある女川町は特別な思い入れがある。東日本大震災で甚大な被害を受けた地域で、震災直後の5月に現地で見た光景はいまも忘れることはない。震災から2ヶ月も経っていないこともあり、道路に車がようやく通れるようになった段階で、向かう道路の脇には延々と瓦礫が積み上げられ、女川町の丘の中腹には津波で押し上げられた電車が瓦礫とともに転がったままだった。 アスリートが募金活動の旗印に震災当時、バスケットボール女子日本代表のキャプテンだった大神雄子選手、同じく男子代表の竹内公輔選手

      • スポーツライターという職業

        東関東自動車道を潮来方面に走ると甦る記憶がいくつかある。そのひとつが2009年3月7日の出来事だ。その日はアルファロメオの助手席に乗り、GalneryusのハイトーンをBGMにJリーグ開幕戦が開催されるカシマスタジアムへ向かっていた。一緒に仕事をさせて頂くことになったスポーツライターの金子達仁(かねこたつひと)さんがラジオでゲスト出演するため、誘って頂いたからだ。二つ返事で同行することになったが、車中が暇だったからなのか、緊張が伝わっていたのか分からないが、道中2時間弱の道の

        • アスリートの社会貢献、8年ぶりの稲葉篤紀リレーバトン

          隣の小学校に稲葉さんのリレーバトンが届いたのが羨ましかったですーーー。 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの村林裕教授(現横浜商科大学商学部部長)の講義にオンラインで登壇した後に学生から嬉しいコメントがあった。前職の時に関わった案件を紹介をした中で、稲葉篤紀さん(現野球日本代表監督)のAiプロジェクトに少しだけ触れたことがきっかけだ。 このプロジェクトは稲葉さんが現役である2009年に第二の故郷である北海道に恩返しをしたいと始まった社会貢献活動である。Aiリレーバトンは活動の

        東京2020 新種目3x3のストーリー

          震災から10年。マジック1本の力/バスケ選手会チャリティーイベント

          「控え室はないので学校の体育館にあるステージの上で着替えて、そこでお弁当食べてください!着替えたらポケットにマジック1本入れて、会場準備も手伝ってください!」 日本バスケットボール選手会が2014年6月に初めて復興支援活動として高台にある大船渡高校に現地入りした時の一幕だ。岩手県大船渡市は、東北新幹線の一ノ関駅からチャーターしたバスで2時間ーーー。岡田優介会長を筆頭に26名の選手が東日本大震災で被害が大きかった大船渡市に集まった。 始まりは大船渡Bリーグが開幕する2年前。

          震災から10年。マジック1本の力/バスケ選手会チャリティーイベント

          自己紹介

          スポーツ/エンタメ業界のあれこれ書きます。 個人的な活動として一般社団法人日本バスケットボール選手会を立ち上げからサポート。SFC研究所。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京生まれ。 なぜnoteを始めるのか スポーツ業界におけるキャリアが十数年が経ちました。過去を振り返る歳でもなく、いまも全力で走り抜けています。スポーツマーケティング会社や個人という立場で、アスリートに関わる仕事、スタジアム/アリーナに関わる仕事、スポンサーシップに関わる仕事、スポーツイベントに関わる仕事、プ

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