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年収3,000万以上の男性と結婚する方法【恋愛相談】

インスタグラムを中心に恋愛相談に乗っている私の元に、先日、こんなお悩み相談が寄せられました。

普段ならばインスタ内で回答しているのですが、今回は控えめに書いたにも関わらず5000字を超えてしまったため、Noteにまとめることにしました。


前置き:普通は説教されます。

こういった類の相談であるあるなのが
「男に年収を求めるな!」「今時3000万なんて存在しない!」
と、お説教だけされて回答が終わるパターンだと思うんです。

私のポリシーは
「自分の回答が、相談者の未来を明るくする手伝いになるか?いい方向に一歩踏み出すキッカケになるか?」を軸にしているため、いちいち説教はしません。

よくある「男にお金を求めるのをやめろ!」というのは
【感想】としては正しくても
【アドバイス】としては何の意味も価値もないと思ってます。

それを言われて相談者さんの考え方が変わるわけがないので、ただただ無駄なアドバイスだと思ってます。
なにより、どんな理想を掲げようと個人の自由ですから。

なんだか私のことを崇め奉ってくれたから
切実なのだと感じたので、
「その回答じゃ自販機に話しかけるのと大差ないやん」
というアドバイスになってしまわぬよう、私なりに真剣に回答してみます。

超ハイスペを攻略するうえで大事なことが多すぎて
全部言ってたら一冊の本になりそうなので、絞って話します。

①平均的な年収の女でも3,000万以上の人と結婚できるか

Yes。ぜんぜんできると思います。
ただし今のままでは厳しい。
自立心は必須です。超必須です。

どうどうどうどうどうしても自立心を養えないのであればマッチングが上手くいかないので、対等でいられる2000万に留めておいた方が幸せだと思います。

大きなキーを握るのは…

そもそも今回の話、2000万台の人とは対等に付き合えてたと思う根拠と、相談者さんの「対等」の基準がキーを握ってると思います。

私の読みでは、相談者さんの解釈が男性側の本音とズレているのでは?と思ってます。
2000万の相手とのズレには自分で気付いておらず、
金額が大きくなるにつれてズレの差が開き、3000万になった途端に完全に埋められなくなり、うまくいかない自覚が出てくるんじゃないかな?と。

2000万と3000万を別カテゴリに分けて考えるよりも、根拠と基準がズレていた可能性を鑑みて軌道修正していった方が成功確率は上がると思います。

前提を確認

お相手の方々の年齢と職業。これによって分析の仕方が変わります。

そこら辺の情報も意識的に盛り込んでいただいた方が回答しやすいのと、精度が変わってきます。

相談者さんが対峙している男性は
2000万台だと業界によっては若いエリートサラリーマンも考えられますが、

3000万以上となると経営者、投資家の割合が増える感じでしょうか?
(開業医は経営者に含みます)

相談内容からは分からないのですが前提を作らないと論じることができないので、3000万は(割合の多そうな)経営者という前提で回答を進めます。

「仕事は、結婚するまでに何とか食い繋げられればいいや」っていう考えだと自分の将来がリスキーだし、そんな結婚ゴール目当ての「綱渡りのような思考」を、ハイスペ男性は敏感に嗅ぎ取っています。

ここで勘違いしないで欲しいのは、
「男女平等!女も働くのが当たり前だ!」とは言っていません。
その先入観を持って読まないようにしてください。

ハイスペ男性には「結婚したら妻には家庭に集中してもらって、なるべく贅沢はさせてあげたい」という考えがよく見られますが、
だからといって「結婚前から男性のお金ありきで将来設計してるような、一人では生きていけないタイプの頼りない女性」を受け入れるわけではありません。

結論、自立は大事

と言うか、3000万以上の男性と「恋愛結婚」するならマスト事項です。
他人のお金をアテにした人生設計をやめた方が、結果的にハイスペとマッチングできます。

3000万以上の経営者が相手の場合は
仕事にモチベーションを置いてないのは別にいいのです。
(個人的な見解としては仕事にモチベーションはいらないし、モチベーションがなくたって常に一定のパフフォーマンスで押し進めなければならないのが仕事だから。あろうがなかろうが、どうでもいいこと)

出世欲も必要ないし、それと自立心とは別物です。

でも、モチベーションがないことを全面に出すのはNG。

成長欲どうこうの話じゃなく、報酬の支払い元に対して貢献をしようとする姿勢や責任感があるのか?ってのは普段の言動から悟られてしまいます。
経営者は仕事論と恋愛を重ねる傾向が強く、
「提供価値は何なの?」ってところにも繋がります。

経営者のハイスペ目線で考えると

支払いを担う側(夫・社長)と、実務を回す側(専業主婦・社員)。

男性目線では、お金のある自分と結婚して専業主婦になる理由が、
家庭を支えたいとか子育てに集中したいとかじゃなくて、贅沢な暮らしをしながら楽に生きたいってことなら、その女性はお荷物でしかありません。

「私は結婚したら専業主婦になるけど、家事代行使うし子育ても半々ね。何なら子供いらないから」だと、
価値を生み出さない割に、男性だけが価値(生活費)を提供しつづける構図になってしまう。
経費だけが膨れ上がり時間も削られ手がかかる、そんな相手はペット(セフレ、愛人、遊び相手)と同じです。

家事は私が全部やるから!ってこととも少し違います。
わざわざ社会的責任を負って結婚しなくても、家事代行を利用しつつペット感覚で彼女(止まり)を抱えた方がコスパはいいですから。

だから、モチベーションが全くない、結婚までの食い繋ぎで仕事してるだけってのを悟られるのは悪手なのです。

ハイスペ男性と恋愛するうえで必要な考え方

経済力を男性が担保する件に関しては、ハイスペもその心づもりでしょう。とはいえ、夫が財布の柱を担おうがどうだろうが関係なく、

・もし離婚しても生きていけるような能力をつけておく
・そのために、結婚するまでは自分の未来のために仕事をする
・ワンチャン旦那がコケても自分が働けば2人で最低限の暮らしはできる
・子供を産むまでの自由がきくうちに、離婚も視野に入れて自力で生きていける人間でいる、というのをシビアに考える

という考えを持っておくのは結構、重要かも。

「3000万の男と結婚するなら、離婚しても財産分与があるから問題ないじゃん」という考えは、乞食を通り越して盗賊に近いので気をつけてください。
未婚だった場合に自分にその資産を築く能力がないのに、結婚離婚によって能力以上の資産を手にいれるのはあくまで錬金術です。
その錬金術を狙っている可能性を捨てられないから、3000万の男性が結婚を決意してくれないのです。

仕事脳である経営者のハイスペは適材適所を強く意識しているので、家庭でも適材適所を求める傾向にあり、女性には家庭のお財布にではなく、家庭を回すことに貢献してほしいと思ってる人が増えます。

夫と妻の両者が攻めの役割を担ってしまったら、守備を担当する人がいなくなってしまい、同じポジションは2人といらない。
ある意味では、稼いでいる経営者と専業主婦希望は相性が良くはあります。

ですが、ハイスペ男性にとって、精神的に自立できてない女性を抱え込むことは、ペット飼育や子守と大差ありません。
自立できていない女性はただの足枷です。

結果的に家庭に入るのと、ぶらさがるのとを一緒にして考えると、ミスマッチを起こします。

経営脳の人は仕事論と恋愛を同じように考えることを鑑みると、経営者のハイスペよりも雇われサラリーマンのハイスペの方が、この辺はもう少しだけ緩くても許容してくれるかもしれません。

余計なアドバイスかもしれませんが

もうひとつ、アドバイアスが。

今回は詳細を私に伝えるために、あえて家庭環境と今の考えに至った理由について書いてくださったのだというのは分かっています。が。

男性とある程度の関係値になるまでは、家庭環境について自らすすんで話すのはマイナスに働く可能性があります。
真剣な話題になって相手から尋ねられた場合に、祖父母に育てられたことを答える分にはいいし、交際してから信頼関係ができた後に伝えるのも、もちろん全然いい。

家庭環境が複雑なのがダメというわけではなく、
好きになる前からそれを知らされると
「家庭環境の影響で難があるかもしれない」
と先入観を持たれやすい、というのをお伝えしておきます。
現に、お金に対する依存度が高いわけで。

「大変な環境で育ったのに頑張ってて偉い!」と思われるには、何かしら頑張ってることが定量化できるモノが必要です。

「大変な環境で育って不憫だな…」
と同情心から優しくしてくれる男性は、いわゆる「どしたん話きこか?」のキノコです。
ワンナイトに持ち込むための棒読みフレーズですので、関係が浅いうちから共感を寄せてくる男性には気をつけてください。
自責思考で結果至上主義のハイスペには、同情はされづらいです。

②相談者が「今のまま」3,000万以上の男性と恋愛結婚をするには

方法は2つ。

1.マトモの定義を広くして難アリも許容する

性格に難ありや、年齢が離れた相手などを許容すれば、マッチング率が上がります。

50歳以上の男性だと「精神が未熟なのは若いから仕方ないか…まぁいいや」という、菩薩的な思考回路に至っている人が増えると思います。甘えやぶらさがり思考を許してくれる可能性は、20〜40代ハイスペよりも上がるでしょう。

それから、法律スレスレのグレーな稼ぎ方や、誰かが泣きを見る上に成り立つビジネスを自覚した上でやっている方。
こういった方々は女性に対して外見に比重を置く傾向にあり、男女間での価値提供よりも「華」を重要視しているので、若いうちが勝負です。

2.年収3000万に到達して間もない人を狙う

段階を踏んで3000万に到達した方ではなく、平均的な年収に近いところから事業を始め、いきなり当たってバンッと3000万に到達したての方。

そういった男性の場合、金銭感覚が年収相応に追いついていないので、

・女性の影響で支出だけが増えていくことに疑問を抱きづらい
・異性を見る目が平均年収時代のままで基準値が高くない
・年収が爆上がりしたことに気を取られて女性に対して長期的にみたシビアな目をまだ持っていない

そんなこんなで、コンスタントに3000万以上を稼ぎ続ける方よりも、比較的マッチングの可能性が上がります。
懸念点としては、今後もコンスタントに3000万以上を稼げるかどうかは不明なところ。

自分が求める年収の「基準」を疑ってみる

ここまで言っておいてアレなのですが、年収を求める理由として
「贅沢!と実感できる生活がしたい」
って気持ちは、本心ではどのくらいあるのでしょうか。

相談者さんは子供について言及していますが、「やっぱり出産は嫌だな」と考えが変わる可能性もあるかもしれません。
もし意図的に子供を作らないのなら、世帯年収が数百万もあれば都内の郊外でスタバを買えるくらいの普通の生活は送れますので、男性に過剰な年収を求める合理性がますますなくなります。

「不自由のない生活」というのは、貧乏じゃない平均的な暮らしを営みたいというより、贅沢品を我慢したくないという意味だと解釈しました。
「1000万だと我慢が多い」という言葉から、平均的な暮らしを超えたバブリーさを求めているのでは?と感じたからです。

となると、年収よりもお金の使い方を重視して男性を選んだ方がいいのではないでしょうか。

年収3000万でも、贅沢な生活が好きじゃない、旅行に興味ない、服に興味ない、妻が着飾ってるのが嫌い、インテリアに興味ない、食に興味ない、などなど、お金の使い方は千差万別。
バブリーさは求めてないし質素な暮らしをする3000万でもOKなら、この話は忘れてください。

相談者さんは20代ですのでいろんなことに興味関心があり、お金で得られるものに対してキラキラと夢見る部分も少なからずあるのでは、と思います。それは悪いことではありません。私も嗜好品を買い漁るのは好きです。

でもね、女性がやりたいこと、好きなことなんて、ほっっっっとんどの男性にとっては興味がないのです。

それに付き合って彼女サービスしてくれてる2000万の男性と、
そういうのに飽きてしまった3000万の男性をもしも選べた場合、
前者の方が相談者さんの思い描く生活が送れるというパターンがありえます。

アドバイスをどう受け取るか

さて、回答は異常です。

間違えた、以上です。

今回の回答をどのように受け止めるかは自由です。
この見解だけが世の中の全てではないし、正解というわけではありません。
私の思考回路や恋愛傾向をみて相談相手に選んでくださったのだと思いますので、私流の回答をさせていただきました。

世間で批判されがちな異性の年収にまつわる相談をするのは、ちょっと勇気が必要だったと思います。

最初の方にもお伝えしましたが、2000万の方とは対等に付き合えたと思った基準と、男性に期待することをもう少し具体的に言語化し、改めて考えてみてください。

「この人と結婚して幸せだ!」
と心から思える方と結ばれますように。

おまけ

あ、今回の話って単位はウォンですよね?(すっとぼけ)

なんかさ
すぐ「ジンバブエドル!」って冗談言う人いるじゃん。
あれ本当おもしろくない。

ジンバブエドルってもう廃止されてるから、通貨としての価値はゼロ円なんよね。

ゼロ円はさすがに面白くないよ〜。


おわり。

【私について】
普段は有料で恋愛相談を受けています。
もう少し詳細なエピソードやお相手のプロフィールなどを伺い、よりパーソナライズした内容で相手の心理や改善点などを提示します。

インスタではハイスペ攻略のいろはや必要な思考などを発信しつつ、不定期で無料相談を行なっています。

気になる方はTwitterからDMをください。

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