文学フリマ香川1で感じた「必要なもの」
夏真っ盛りの7月28日、香川初開催の文学フリマに行ってきました。会場はサンポート高松1F。新鮮らくご会でお馴染みのスペースです。東京開催の大人気を聞いていたので車でなく電車で移動。10時半頃着きましたが、一般来場者は11時からの入場らしいです。
噂に聞いていた見本誌コーナーをチェック。気軽に手にとって見られるのが良いですね。手作り感のあるものから、書店に並んでいても全然おかしくないような豪華な装丁まで、実に様々な本があって楽しい。
購入の際、お釣りがなるべくいらないとように、ちょっとコンビニで小銭を作って帰ってくると…。
えっ。
ええっ。
こんなに人おるの??(´゚д゚)
ナメてたわけではないんですが予想以上にすげえなオイ。
入場後、展示場内に溢れる、人、人、人。
こ、これが文学フリマか…。
いや、こういうイベントに参加するのは初めてなもので、ちょっとうろたえてしまいました。外気に負けない熱気の渦。一体これだけの人がどういう経緯で「文学フリマ」というものに駆け付けたのでしょうか。
「いずれ自分も落語台本の同人誌を作って売ってみたいので偵察に来た」という人が半数くらいはいるのでしょうか(お前だけだ)。何にせよ、第一回に相応しい盛況だったことをお伝えしておきます。
ざっと見回った後に高松市美術館まで歩いて谷川俊太郎展を見て戻ってくるという強行軍をやったので、終盤は完全にグロッキー状態になってしまい、あまり細かく見て回ることが出来ませんでした。予定詰めすぎ。
いやしかしあれですよ。出店者の方々これ相当大変ですよ。なんたって密集した狭いブースの中で何時間も応対ですから。少しですがお話して下さった方々、ありがとうございました。あの混雑の中、皆さんお疲れ様でした。
我々地方人はあまり人混みに慣れておりませぬ。大都市の人と違って待つことも並ぶことも、うまいこと人の群れをすり抜けたりすることも得意じゃないんですよね。その上、この暑さでしょ。
それでも本を作りたい、本を売りたい、その本を買いたい、読みたいという人がこんなにやって来てこんなに盛り上がるのか…という大きな驚きがありました。体験できて良かった。
身にしみてわかりました。
文学フリマに必要なものは…
情熱と…