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1週間丸々バラエティー視聴時代再到来!?

※少々手の込んだ茶番から始まります

ナレーション:テレビを観続けて20年以上。
平成に生まれた人々の大半は大人になればテレビと向き合わなくなる。仕事の忙しさ、スマホ、その他然り…しかし、それでもなおテレビと縁を切っていない男がいる。その名をトロロという。

『トロロ、テレビバラエティーへの秘めたる想い』(タイトルコール)

オレ:…あの頃とは世の中がすっかり変わってしまいましたよ。小学生の時はテレビで話題沸騰の芸人たちのモノマネなんかして、笑いあってましたから。今や周りは誰一人テレビを観ないと口揃えて言いますよ

ナレーション:続けて、トロロ氏はこのように言う。

オレ:例えば初対面の人と趣味の話するじゃないですか。その時必ず僕は途中「普段テレビは観ますか?」と尋ねます。そしたら「いや、観ない」と。ほぼ90%の方々がこれです。残りの8%は「ニュースぐらい」と言い、ほんの残り数%が「あっても水ダウとか?」などと言います。テレビ離れは深刻だなとひしひし感じます。このままでは、30年後にはテレビもなくなるのでしょうかね。はぁ~(*´Д`)

※茶番終了

「テレビはオワコンww誰が金出してテレビ買うんだよww」

なんて思ってる人がざらにいる。確かにテレビは不必要だし、テレビ業界のよろしくない点も多々ある。例えば、アンパンマンやドラえもんの放送時間のずれ込みから察するに、小さい子供が観るには番組編成が厳しく、若い年齢層を置き去りにした。ニュースでは政治家の落ち度に強く物を言えないし、ワイドショーの出演者は昔から当たり障りのない発言してるし、ドラマは大抵つまんないし、一時期はクイズ番組で誤魔化すなどの保守的な番組構成も沢山あれば、似た内容のバラエティーはアホみたいに増えた。キャスティングもほとんどがオジサンたちばかり。未だに昭和・平成の中期の文化を取り扱うんだから若者がついていけるわけがないのも頷ける。

「あの頃の思い出話に花咲かせるな!今を見てくれ!」

…本来ならそう移行されていたはず。老若男女がお互いアップデートしつつ、たまに過去の遺産を見直すことで、新旧両側面の善し悪しを全世代で認識し、共に創り上げるのが理想だと私は思う。

けど、どうもテレビ業界はまだ旧態依然としている印象。明確な根拠は言えないけれど、個人的に足枷だと思うのはコンプライアンス、経済状況、ホウボウからの権力なのだろうなーと思う。
もうあの頃の自由奔放さは絶対帰ってこないとわかってるのだから、それに抗うかガイドラインに沿った中で、若者にウケる新しい番組を作れよ!!

…けれどそんな皆さんに、少し朗報。

昨今の日本のテレビバラエティーはここ2年で大きく成長したと主張したい!!

昔一世風靡した面白いコンセプトの番組を、アプローチを変えて異なる面白さを生み出しているのです!

企画力や一定数の芸人のコメント力の高さも飛躍的に上がった。物によっては深夜帯の低予算の範囲内て面白いの作れるなぁと感心してしまう。YouTubeとは違う規模感もあれば、編集力、演者とスタッフのチームワークとか、、、マナーを守った上での映像制作はYouTubeより遥かに上質だと考えている。
なので、テレビ制作は将来も絶対に残して欲しい。テレビがYouTubeの覇権を奪還することもありうると思う。少なくとも私は信じてる。

じゃあそう言うなら、オススメの番組はよ言えや!と鬱憤が溜まってる頃でしょう。私も私で疲労困憊なので、絶対このまま尻すぼみな中身になる予感しかしないが、なんとか本題へ移ろうと思う。

【1週間の番組視聴ラインナップ(括弧内は時間があれば観る番組)】

月~金 ラヴィット!
火 証言者バラエティー アンタウォッチマン(、マツコの知らない世界)
水 有吉の壁(、あちこちオードリー)
木 私のバカせまい史
金 ネタパレ(、マツコ有吉のかりそめ天国)
土 夜明けのラヴィット!
日 スクール革命 ※関東と一部地域のみ

※リアタイ視聴はまずない。途中からマツコの知らない世界とかりそめ天国の2つを観るぐらい。あとは録画かTVer。リアタイ視聴は色々あってきつい

「水ダウないじゃないか!土曜ほぼ手抜きじゃないか」
確かに水ダウを入れても良いのだけれど、個人的にダウンタウンがそんなに好きではない。でも水ダウやプレバトもたまーーに観ます。それは番組コンセプトが面白いからね!

(あと一応言っておきますが、普通の会社員がバラエティー漬けの生活できないことを分かっていただきたい、、、テレビ業界で働いていないので…)

某ネットゲームのVALORANTで例えるなら、先陣を切っていくデュエリストは朝イチからぶっぱなすラヴィット!であり、ソーヴァのような索敵するイニシエーターを(一言で簡単に)情報収集と捉えれば、マツコさん含め博識な方々が出演するマツコの知らない世界&かりそめ天国に該当すると考える。コントローラーとセンチネルをそれぞれ合わせるのが難しいが、全体を見て何か誘導をしていくコントローラーは、出演芸人やタレントの本音をMCのオードリーが引き出していくあちこちオードリー、静かに後続でサポートするセンチネルは"裏取り"かつ初心者向けなので、新進気鋭の若手芸人から中堅芸人の役割を輩出するネタパレといった位置づけだと思われる。

※↑この例えは「そっちのほうが分かるよ!」っていう人向けの参考程度に。

特に視聴推奨したいのは『私のバカせまい史』。テレビでなきゃ味わえない番組である。その理由は、資料映像を使う関係上TVerだと放送できない部分が多くなり、TVerだと半減してしまう。よって、絶対テレビ視聴が必須。
すっごいニッチで誰が食いつくのかよく分からないテーマを、スタッフが馬鹿真面目に徹底リサーチして、最後ちょっとタメになるような内容で締めくくられるところが面白い。プロデューサーなどの制作の裏話も探せば無料で載っかっていると思うので、そこも合わせて見るとより楽しさが倍増するだろう。

あとの番組の説明は他の熱狂的ファンがいていらないと思った。
ラヴィットは興味持ったら取り敢えず1週間見てください。もっとターゲット絞るなら、火曜日、水曜日、木曜日はオススメ。
今月末ぐらいにラヴィット特集の雑誌が発売されるのだが、サブタイトル?が『#毎日が青春』。一言で言えばそう。
さらに、今日分TVerでご確認してみると分かりますが、誰かさんが生放送中に「お〇んこ」とか言ったおかげで、Twitter……じゃなかったXで盛り上がってたね。生放送中の下ネタは基本アウト扱いのようだけど、たまにはいいんじゃないかと思う。それは考察すれば、大人になっても子供と変わらない面もあるんだという教えと捉えることもできるのではないか。
一方明日放送分はフジテレビが生んだガチャピンとムックが2時間丸々生放送でTBSスタジオに出現するのだから、謎が深まる番組である。それにラヴィットは堂々と他局情報を入れ込むので、そのおかげかコロナ前よりも局の垣根はぶっ壊れている。けどいいことだとも思う。今はテレビ業界で手と手を取ってデカいもの作る方がテレビ視聴習慣も戻るような気は……いや微妙……TVerがいいような悪いような……。

そんなわけで、あなたにもバラエティー番組の花を育ててみませんか?
あ、そうそう。ラヴィットは「ここらへんこういうのがあると面白くなるのでは?」といった口調でXに書き込みすると、たまにその意見がしれっと採用されてる時があるので(私は多分何回かあったかも。あくまで推測だけど)、「自分の中の面白い企画、この辺の時のユーモアで提案あります!」って主張してもいいかもしれません。

今や番組の公式SNSが当たり前にあるからこそ、自分も混じって制作に参加するくらいが楽しめるひとつの方法だ。テレビマンもそこを柔軟に対応していくと、面白いものが出来上がるのかもしれない。

最後に。この記事2ヶ月前から温めていたものが、ようやく完成した。好きなテーマなのに一貫性があまりにもなくて添削も多くなっちゃった……。

10スキは欲しいな( ゚д゚)ホスィ…

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