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大人のフリ 2024/07/01の日記

昨日再開したパズドラ、エンドコンテンツに追いつくのにやらなきゃいけないこと、必要なキャラ数に絶望し無事引退。


無職転生2最終回を視聴。 シルフィの台詞「ノルンちゃん、ちょっと黙っててくれないかな?」 がカットされていて残念。転移迷宮編は多くの人に受け入れてもらうためか、原作にあったエグい描写はカットする改変が目立った印象。しゃーない。
気になるところはあれど、総じて良いアニメ化だった。3期も楽しみ。

アニメというコンテンツにかける資本の量が増えたからなのか、近年は箸にも棒にもかからない、どうしようもないクソアニメは減ったように思える。金をかければ良い作品を作れるわけではないが、駄作が生まれる確率は減る。まあ、その陰には金はかけたし人も揃えたが、うまくいかず放映できなかったアニメってのもあるんだろうけどね……


無職転生2最終話では、ルーデウスが、自分を庇って命を落とした父パウロの墓の前で、子供が生まれたことを報告するシーンが描かれた。原作屈指の名シーン。

「自分の子供が生まれて親になって。ようやく、俺、わかったよ。自分がまだまだ子供だったって。前世の記憶で大人ぶってただけのガキだって」
「すぐに大人にならなくちゃとは思うけど。きっと、もっとたくさん失敗しなきゃ、なれないんだろうな。でも、父さんもそうだったろうし、俺も頑張るよ」

私の両親が結婚したくらいの年齢になったのに、結婚なんてとても考えられない。高校を卒業し、大学を出て就職して。ずっと誰かと付き合うことも無く一人で生きていると、大人になったと自覚できる節目がない。住んでいる場所は変わったが、精神性は子供の頃と何も変わらない。

実家を出て、結婚せず一人で生きていると、自分のためだけに人生を使えてしまう。より長い時間、自己研鑽に使えるのだから、普通に考えると結婚している人より独身の人のほうが成果を出せる。しかし、思い返すと私の尊敬するプログラマたちは多くが家庭を持っていることに気づいた。自分を犠牲にしても他人のために命を使うことは、人に特別な力を与えてくれるんだろう。
結婚が唯一の幸せだ、結婚しないのは大人じゃない。なんて価値観はとうに滅びつつある。でも、結婚してなお成果を出し続ける人はカッコいい。無職転生を見てそんなことを考えていたら、「あーオレも結婚したいなー」と思い始めた。

しかし、「他人のために生きる大人はカッコいいから結婚したい」なんて、ずいぶん利己的な欲望だこと。そんなだから付き合う相手もいないのだ。


その他、今日おもったこと。

  • 最近は、家族やリアルに目を向けよみたいな、宮崎駿みたいな考えをするようになった。リモートワークからフル出社に切り替わり、人と触れ合う機会が増えたのが影響しているのだろうか。年取ったなあ。

  • 随分結婚を特別視するような文章を書いてしまったが、実際はそんなキレイなもんじゃないんだろうね。今の自分には、結婚があまりにも遠い世界の言葉で、神聖視してしまいがち。


  • 無職転生最終話、「重婚キモい」「不倫を良い話みたく書くな」って感想を見かける。私は全くそう思わなかっただよなあー。もっと気持ちの悪い作品を見てきたので、露骨な性描写がないだけよっぽどキレイ。


  • 今日の夕飯は立ち食いそば。安い早い美味い。どれだけ稼ぐようになっても、立ち食いそばが美味しいと思える心は失いたくない。

  • 星野源✕ARuFa/恐山の対談記事を読んだ。星野源ANNリスナーかつ、恐山のnoteマガジン読者の自分にとって、こんな都合の良いコンテンツある?

  • ゼロ年代インターネット的な文章は大好物。noteにはそういう文章が少ないのが不満。


  • 以前ちょろっと書いた好きなバンドが巻き込まれている揉め事の話。多くのファンが「これは当事者間で解決すべき問題だ」と静観を決め込み、推測で余計なツイートをしないでいる。ああ、このバンドのファンで良かったと心から思った。マイナーバンドでファン数が少ないのも理由だろうが、ちょっと揉め事が起きるとすぐに大事にしたがるファンのせいで推すのをやめたアイドルがいるので。


昨日の日記


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