最近の記事

Fooocusマニアックス(Input Image編)

はい、Fooocusの解説記事です。 Fooocusの画面って本当にシンプルですからねぇ…… 画面下部に「Input Image」と「Advanced」とあると思うんですけど、今回はその前者をONにした時に出てくる機能についての解説です。 (Advanced編は、そのうち気が向いたらやります) 中身の仕組みとかは、フォーラムの情報や自分の使用感ベースでの解説なので実際と違ってたら教えてください。 あと、自分はイラストでしか使ってないので、実写系モデルでの使い方は他の資料を見

    • Fooocusのみで線画化とか着色とか

      なにやら、AIお絵描き界隈がcopainterやAI-Assistantで盛り上がってるのを見ながら「あれ、Fooocusだけで出来るよなぁ……」と思ったので試してみた。 ラフから線画にFooocusのImagePromptでラフから線画にする。 線画から着色着色もFooocusのImagePromptを使用。 まずは、パーツの色をプロンプトで指定して試してみる。 ラフ塗りから着色プロンプトでの色指定が面倒な人向け。 (あと、色をちゃんと指定したい人にも) まとめとい

      • ルパ智メイキング

        ガルクラいいよね。特にルパさん酒飲みで好きすぎる。 アニメ12話で智ちゃんが眼鏡化してたので、つい作ってしまった。 元絵例によって例のごとくダリさんにお願い。 リファインプロンプトの抽出とi2iを実行。 キャラ描き変え片方ずつキャラを描き換えていく。 まずは手前をルパさんに。 次に奥を智ちゃんに。 ルパさん側、ちょと髪の色が濃いので薄める。 仕上げあとはアプスケ&トリミングしておしまい。

        • 水彩風カットのメイキング

          ほぼポン出しなのでメイキングもクソもないんだけど…… 夜中に酒飲みながら貼ってたら、意外と評判が良かった水彩風カット。 製作時間は1枚10分もかけてない。 この記事も雑なのはご容赦いただきたい。 1枚目元絵は例によってDALLEさん頼み。 これはもう、構図の勝利だよなと思いながらプロンプトをFooocusのDescribe機能で取り出す。それを整理してi2i。 はい、カワイイ。 味があって適度に抜け感のあるカットの完成。 2枚目まずはDALLEさんで元絵。 一枚目と

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          ニャンパイアの夜メイキング

          珍しくちゃんと編集したから記録に残しておく。 ちちぷいの企画でテーマは「ヴァンパイア」 画像生成は元絵をDALL-E3、後処理をFooocusで自前モデル。 元絵とりあえず、わちゃわちゃした絵はDALLEさんにお願いするのが一番。 リファインFooocusのDescribe機能でタグを取り出して整理。 眼鏡っ娘モデルでi2iかけてリファイン。要はFooocusのVary(Subtle)ね。 はいカワイイ。 以降、このプロンプトをずっと使いまわす。 レイアウト調整アウト

          ニャンパイアの夜メイキング

          WizardryネタのAI漫画メイキング

          この通りWizardry初代の3Dリメイクにハマっているんですが、今回はそのネタで作ったAI漫画の作成記録です。(Steam版でプレイしてる人には前の記事もどうぞ) いしのなかよりこれは運と言うか、たまたま前景に瓦礫の被った絵が出力されたのでそれを利用しました。上手く出てなかったら合成してたと思う。 で、そのままのプロンプトでグイっとアウトペイントで広げました。(台詞を入れるスペースが欲しかったので) ちょっと広げ過ぎたんで、台詞入れた後でトリミングしました…… 漫画編

          WizardryネタのAI漫画メイキング

          Wizリメイク用カスタムポートレート

          Wizardryの3Dリメイク(狂王の試練場)用のカスタムポートレートを画像生成AIで作りました。 もちろん全部眼鏡っ娘です。 ファイルと使い方ファイルはこれです。 Steam版でもGOG版でもインストールしたフォルダに「murphy」というフォルダがあると思うので、その中の「Content」フォルダの中に「CustomPortraits」という名前のフォルダを作って画像を入れます。 要は「Wizardry/murphy/Content/CustomPortraits/~

          Wizリメイク用カスタムポートレート

          画像生成AIで漫画を作る

          というわけで、全8ページの短編漫画が無事完成しました。 生成と編集を平行して進めて、トータル5~6時間くらいで出来ました。 この記事には、やってみて気づいた点とか時短の方法を残しておきます。 プロットとコマ割りネタ出しとプロットについては、前回の記事をどうぞ。 コマ割りもGPTさんに任せようとしたけど駄目でした。 編集環境コマ割りとか下書きとか、一般的な漫画製作の工程を全部すっとばします。画像生成をしながら編集も同時にすすめました。 使ったツールはこちら「FlamePla

          画像生成AIで漫画を作る

          続ChatGPT-4oで漫画のネタ出ししてみる

          さあ、リベンジだ。 一応前回の記録も貼っておくけど読みにくい……(ChatGPTとのやり取りを綺麗に貼る方法無いかな) まず初めに(AI漫画とは)一応、何故こんな試みをしてるかという所から。 世の中に画像生成AIを活用した漫画が増えてきて久しいと思うんだけど、ぶっちゃけみんな漫画として上手すぎる。使い手にちゃんと漫画の素養があって、それが活かされてる。 なので、むしろ自分のように漫画センスの無い人間が可能な限りAIに頼って作ってみたほうが生成AIの活用事例としては良いデモン

          続ChatGPT-4oで漫画のネタ出ししてみる

          ChatGPT-4oで漫画のネタ出ししてみる

          ネタ出しここから実際のやりとり。 ChatGPTとの会話をそのまま貼り付けてます。(見にくくてすみません) 4コマ漫画のネタ タイトル: 永遠の約束 キャラクター: アリサ (人間の女の子) リン (アンドロイドの女の子) コマ1: アリサとリンが未来都市の公園で一緒に座っている。空には未来的な建物が並び、夜空には星が輝いている。 アリサ: 「リン、あなたはずっと私と一緒にいてくれる?」 コマ2: リンが微笑み、アリサの手を優しく握る。 リン: 「もちろん、

          ChatGPT-4oで漫画のネタ出ししてみる

          IC-Light導入メモ(Windows)

          これについて導入と使用感のメモです。 そもそも何するやつ?背景の差し替えや背景画像との合成を自然に行うツールです。 人物とかの立体感を考慮して、良い感じに色の調整(再照明)をしてくれます。 ひとつは、こんな感じでプロンプト指定して背景を書き換えるモデル。 もうひとつは、こんな感じで用意した背景画像を良い感じに合成してくれるモデル。 導入手順WindowsでGitとPythonがインストールされてる前提です。 今だとEasyDsxlWebUiが対応してるので、そちらを

          IC-Light導入メモ(Windows)

          ハンマー少女のメイキング

          ちちぷいの武器コンテスト用に生成したイラスト。 原画今回は勢いが欲しかったのでDALL-E3で一発出し。 とはいえ、プロンプトは近い絵をローカルで生成しつつタグ抽出で寄せて行った感じ。 背景拡張Fooocusのアウトペイントでグイっと拡張。 顔のリファイン顔に眼鏡っ娘モデルをかける。 脚のレタッチ最後に脚の位置とか治して(最初にやれよ)もっかい全体にリファインかけたら完成! 勢い任せだけど、今回もだいたい1時間くらいだった。

          ハンマー少女のメイキング

          P90メイキング

          ちちぷいで武器コン第2回がはじまるので前哨戦的な…… (開始日を間違えてただけ) 原画の生成武器を持たせる都合上、モデルは手の描写が得意なAnimageXL 3.0を使用。 とりあえず、プロンプトを決めたら何枚か生成。 今回は、イヤリングやネクタイ等ポイントカラーを青に統一してみた。 銃の差し替え持たせる武器を変更。 アップスケール&顔の調整構図と背景の調整ちょっと物足りなかったので背景を拡張。 (本来はアプスケ前にやっとくべきだけど……) 作業時間は、ざっくり1時間

          P90メイキング

          背景切り抜き3種比較

          ComfyUIで背景切り抜き系のやつを試してみました。 BRIA AI一つ目はBRIA AIのREMBG-1.4です。 使ったのは、こちらの非公式カスタムノード。 rembg2つめはrembgを利用したもの。 カスタムノードはこれ。 anime-segmentasion3つめはanime-segmentationを使ったもの。 使ったカスタムノードはこれ。 結果オブジェクトならBRIAが強そうだけど、キャラの立ち絵とかを抜きたい場合はanime-segmentat

          背景切り抜き3種比較

          『パルワールド』ファンアート

          生成AIを活用した『パルワールド』ファンアートのメイキングです。 原画まずは原画をダリさん(DALL-E3)にお任せ。 プロンプトは、 「冒険、ファンタジー、スチームパンク、白いドレス、つるはし。眼鏡の少女が草原で動物たちと遊んでいる。高精細なアニメ調のイラスト。」 位置の目安としてウサギだけ残し、他の動物たちをクリーナーで削除。 プロンプト抽出FooocusのDescribe機能を使ってイラストからプロンプトを抽出する。 パルを入れる入れるのはこの子、採掘や採集もこ

          『パルワールド』ファンアート

          年賀イラストのメイキング

          概要「東京AI祭」の事前イベント向けに作ったイラストのメイキングです。 ダリさんに原画を出してもらうImageCreaterで10ブーストくらい消費して良い感じの出るまでやりました。ChatGPT経由で使うよりダイレクトにプロンプトが効くので、こっちの方が好きなんですよね。 クリーナーで色々余分なものを消すa1111の拡張でsd-webui-cleanerってのを使ってます。inpaint感覚で使えて便利。 軽くレタッチ&アプスケ指の破綻を軽めに治してから1.5倍にアッ

          年賀イラストのメイキング