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AC克服日記②効果


前回、ACが気にならなくなった日記の書き方を紹介しました。
今回は過程についてもう少し掘り下げていきます。

大枠はブログ:筆子ジャーナルにある“モーニングページ”の方法を参考にしました。

方法はその人その人に合わせて柔軟に変えていいです。
ルールはあくまでガイドとし、自分が書きやすくなる事が目標なので。

以下の内容全てがOKです

  • 自分を褒める

  • なりたい自分像

  • 自己満足

  • 心のモヤモヤやストレス

  • 怒り

  • 醜い考え

  • 意味の無い事

自分の本音を出したり文章化するのに慣れない時は抵抗を感じるかもしれません。
書いていくうちに、どんな自分でも認める作業が始まっています。

ポイントは正直になる事。

ノートは全てをそのまま受け止めてくれます。
否定もアドバイスもしません。
ノート=自分自身です。
あなたはどんな状態でも自分自身を受け止める一歩を踏み出しました。

この、受け止めてもらう作業が特にACには癒しとなり必要です。

私は今まで幼少期のトラウマや当時の自信の無さなど、いかに自分が失敗作かという事を信頼できる人に延々と話し、理解し包んでもらおうと試みました。
欠けた部分を親に補ってもらいたくて、その役割を必死に他人に求めていました。
(親には何度も訴えたけど通じないので)

でも、思うように理解してもらうのは難しかったです。
自分の真の望みや欲しい言葉は自分にしか分からないので。


人間として足りない基礎の部品は自力では作れない。
落ちた穴から這い出すのは結局は誰かの協力がないと難しい、と30年程悩んだ結果信じていたからこそ絶望もしていました。

しかし、書き続ける事で自分の不足を自力で満たせました。

絶対不可能だと思っていたのに。
だから出来ます。

アウトプットした感情は同時に文字としてインプットの効果もあるので、自分に戻ってきます。
これが、受け止めている事になります。

ならネガティブな事を書くと良くないのでは?と思うかもしれませんが、どんなものでもあなたの心から出てきたものが包みこまれます。あなた自身によって。
どんな感情でも存在していいんです。
むしろそれが当たり前。
醜いもの程早く吐き出すと軽くなります。

人に上手く近づけないAC全盛期にはよく分かりませんでしたが、皆汚いものや未熟さをそれなりに併せ持っています。自分とそんなに変わらない。
それで何食わぬ顔して生きている。(ように見えます)


しかし私もすぐに意識が変化した訳ではなく、書くだけでなく準備運動のような事も結果的に行っていました。それも大事なポイントです。

次回は、癒しに至るまでの具体的な部分に焦点を当てて書いてみようと思います。

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