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富士フイルムX-E4ユーザーから見たXFレンズの「神話 第二章」

XF60mmF2.4rMacroは、10年前の技術なのに最高

富士フイルムの X-E4XF60mmF2.4 r Macro をつけて撮るのがお気に入りです。2021年のはじめに X-E4 を使い始めてから、ほぼこの組み合わせです。Macro とついていますが、ハーフマクロのレンズになります。

このレンズ、Xマウント登場の時に発売された3本のレンズのうちの1本です。今年 2022年は、Xマウント10周年です。

つまり、XF60mmF2.4 r Macro も、10年前の技術ということになります。

10年前に開発されたレンズをいまだにメインで使用できるということは素晴らしいことです。

オールドレンズを考えると10年なんて若造と言えるかもしれません。50年前のレンズも十分楽しめます。が、それは、非デジタルのレンズです。デジタル対応レンズで10年というのは、かなり長いのではないかと思う。

他のメーカーと比べて開発スピードが遅い。と言われるとそれまでのはなしです。でも趣味としてカメラを使っている人からすると、デジタル対応レンズが10年使えるならコストパフォーマンス的にありがたい

富士フイルムもさすがに次の10年を考えたレンズの開発を始めたようです。

Xマウントレンズ ロードマップ | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/x-mount-lens-roadmap/

  • XF33mmF1.4 R LM WR

  • XF23mmF1.4 R LM WR

  • XF18mmF1.4 R LM WR

次世代の富士フイルムXカメラに対応するレンズが開発されました。

レンズの紹介ページには、

神話は第二章へ

と書かれています。

次世代レンズは、新たなレンズライン

なんだかワクワクしてきます。
でも、ちょっと疑問が残ります。

わたしを含めた X-E4 ユーザーは、そちらに進むのでしょうか?

スタジオ撮影、商用撮影なら、XF33mm の方を選びたいとは思う。
そうするはず。

でも、スナップ撮影には、XF35mm の方を使い続けるんじゃないでしょうか?

つまり、XF35mmF1.4 のリニューアルではなく、新しいレンズラインと考える方がしっくりきます。

初代XFレンズに期待する改善点

XF35mmF1.4、XF60mmF2.4 を X-Eシリーズのカメラで使い続けたいので、そうであって欲しいと思っている。XF35mmF1.4、XF60mmF2.4 のリニューアルを期待しています。

どこを改善して欲しいのか。

正直いうと、今のままでいいと思ってます。なら、リニューアルを期待しなくても…。

しいてあげるとすると、逆光耐性です。
特に、XF60mmF2.4 が逆光に強くなると嬉しい。

太陽の光に向かって撮影すると、すぐに盛大なフレアが出ます。上の写真なら、まだオールドレンズっぽくてええんやないの? と思えますが、

ちょっとレンズの方向を間違えると、なんだかわからないぐらいのフレアが出ます。レンズのコーティング技術は進歩しているはずなので、改善していただけると嬉しい。

まぁ、それくらいです。

と書きつつ、矛盾するのですが、オールドレンズっぽくしたり、フィルム調にできるので、このフレアの出やすい個性も大好きです。

なので、XF60mmF2.4 がリニューアルされても、旧型を併用する可能性もありそうです。

わがままユーザーですみません。

オートフォーカスの改善を望む声も少なからずありますが、わたしはそれほど困ったことはありません。これは、用途の違いやレンズの個体差もあるのかな?

レンズロードマップの整理

レンズロードマップを見ると、単焦点レンズ(マクロを除く)が、大口径プライムとコンパクトプライムの2ラインになっています。

画像引用:Xマウントレンズ ロードマップ | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/x-mount-lens-roadmap/

XF35mmF1.4 と XF33mmF1.4 のどちらも同じ大口径プライムレンズというラインに入っています。なんだか違和感。

ロードマップの見た目にもゴチャッと混雑している感じ。もう1つラインを追加して、整理した方がわかりやすい気がします。

今日も元気に楽しく


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