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きらくにいきる

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なんだかしんどいなーってときに、読んで一息つけるような、こころが軽くなるようなnoteを目指しています。
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記事一覧

振り返ってみれば、足りないものなんかなにもなかった

夏の初めにした旅行があまりに楽しかったものだから、なんとなく、これまでの人生の「楽しかっ…

aonaminozomi
7日前
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書きたくないことばかり書いていたら、書きたいことが書けなくなった

数年間、副業でWEBライターをしていた。 「文章を書く仕事をしたい」と言っていたら、知人伝…

aonaminozomi
2週間前
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人間関係で悩まない、傷つかない人なんかいない

コミュニケーションスキルが抜群に高くて、気づけば輪の中心に鎮座している天性の人気者は稀に…

aonaminozomi
4週間前
16

いい意味で期待しない

社交辞令をしっかりと間に受けて、舞い上がってしまうことが時々あります。 表面的なものであ…

aonaminozomi
1か月前
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素敵な言い回しを身にまとって

美容室でなんとなく手に取った雑誌の、ある有名スタイリストのインタビュー記事だった。テーマ…

aonaminozomi
1か月前
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掃除は自己嫌悪に効く

どうにかしなきゃと思うのに、なんにもする気が起こらずに、しょうもないことにたっぷり時間を…

aonaminozomi
1か月前
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今の自分をたのしむ好きになる

小学生の子の、学習発表会というものを見に行った。子どもらが、歌やダンスを織り交ぜたお芝居を舞台上で披露する。総じて笑顔でのびのびと、新しい命のエネルギーに満ち満ちた会だった。 舞台の中央で要の長台詞を堂々と放ち、大人顔負けのキレッキレダンスを披露する子もいれば、台詞を飛ばして隣の子に小突かれている子や、もじもじと縮こまってしまう子、やっつけ仕事のような演技を見せる子もいたりして、誰がいいとか悪いではなく、純粋に、私はその多彩さに胸を打たれた。 大人の目線で、親の目線で見て

いきかたはそれ、ひとつじゃないから

生きることの醍醐味は、心を動かすことそのものにあるのだと思う。つまりは感動。死んだ、その…

aonaminozomi
1か月前
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べちゃべちゃのチャーハン作るのも文学

例えば恋人の浮気の証拠を掴んで、逆ギレされて大暴れ、というような、色恋沙汰の渦中にあると…

aonaminozomi
1か月前
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ぜんぶを持ってるひとはおらん

ほんとうの、ほんとうの悩みは外から見えない。安易にひとに相談できない。 だから、なんもか…

aonaminozomi
1か月前
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そんなに気にせんくてもよかったで

のちのちにあの人とは会わんくなるけど、あんたはなんにも悪くないから。タイミングの問題やか…

aonaminozomi
2か月前
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幸せになる、ではなくて、幸せはある

どうにかこうにか幸せになりたくて、自己啓発系の本をたくさん読んできた。 どの本も、あらゆ…

aonaminozomi
2か月前
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助けることで助けられ、循環する親切

ときに残酷な現実を、それぞれが背負うものを、分け合って、支え合って生きていく。 津村記久…

aonaminozomi
2か月前
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より少なくでより多くを得るために生きてるわけではないのにね

コスパとかタイパって言葉を聞くと、自分がいろんなものを無駄にしてきてしまったような気がしてなんだか焦る。 でもほんとうは、無駄ってたのしい。そのことをときどきすっかり忘れてしまう。 一時期、オーディオブックにハマっていた。文章が上手く書けるようになりたくて、そのためにはとにかくたくさんの本を読まなければと思った。だけど思うように読書の時間を確保できる日ばかりではなくて、そんなとき、音声で本を楽しめるオーディオブックの存在を知った。 身支度や家事をしている間も、耳なら空い