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掃除は自己嫌悪に効く

どうにかしなきゃと思うのに、なんにもする気が起こらずに、しょうもないことにたっぷり時間を溶かしてしまったときの自己嫌悪には、掃除、片付け、整理整頓がおすすめです。

もうじゅうぶんに自分を責めたことだと思うので、いったん、終わりにしましょう。その時間こそを有意義に使えたら、むしろ得るものがあったということで。

そもそも、自分を責める必要があったのか。

例えばどうしようもない病気のときなんかは、なんにもせずにじっとして、とにかく体の回復を最優先させると思います。そうせざるをえないから。

スマホをいじってばかりだった今日は、ごろごろぼんやりしていた今日は、それと同じで、きっと心の調子が悪かっただけ、疲れていただけなんだと思います。

そんなんじゃなくて、ただただ怠けてしまったと、本当はもっとできたはずだと、志の高いあなたは思うかも知れないけど、今日はきっと、そうせざるをえなかった。

気づけばあふれる情報のなか、気づけばだれかと比べられ、もっと、もっとを求められ、普通に生きてるだけで普通にしんどい。

こんな風な毎日を、生きてるだけですごいことだと思うから。

そんな状態にあるときに、掃除、片付け、整理整頓とか言われても、それこそやれたらやってるよって話だけれど、でも、ぱんぱんに詰まったクローゼットの断捨離だとか、そういった大層なことではなくて。

例えば財布の中、食卓の上、小引き出し、玄関のたたき、そういうごく小さな範囲に絞って、一点集中で綺麗にしてみる。

そんな気力さえわかないときは、スマホのホーム画面に並んだ使っていないアプリを消すとか、手鏡を拭くとか、自分の爪を整えるとかでもいいと思う。ハードルはできるだけ低くして。

もうちょっとだけやる気が出てきた日には、トイレ掃除とか、冷蔵庫の中、普段履いてる靴なんかを綺麗にしてみるのもいいと思う。

掃除、片付け、整理整頓に集中しているときは、余計なことをあまり考えないでいられるし。

そうやってできるところから少しずつ身の回りを整えていけば、自然と心も整って、明るい気持ちになれるはず。

どんな些細なひとつでも、できなかったことではなくて、できたことに目を向けよう。

自己嫌悪の渦中にあるときは、色々が見えなくなってしまうから、これは、いつかの自分への備忘録📝

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