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カフェインレスコーヒーのお話(上)


こんにちは、あおみどろです。

今日はカフェインレスコーヒーについて
この度、此処珈琲焙煎所でも取り扱いをはじめる
というきっかけで、少しまとめていこうと思います。

日本ではあまり一般的ではない
カフェインレスコーヒーですが、
アメリカなどではかなり需要があるみたいで。

なんとかおいしい味を残したまま
「カフェインを取り除いてやろう」
と頑張っている方たちがいます。


日本では、カフェインが体質的に合わない方
それから妊婦さんなどに好んで飲まれているのですが、
すこし値段が高い印象です。

これは欲しい人が少ないから、
ではなくて
コーヒーの加工に手間がかかるからです。

コーヒー豆からカフェインを抜く方法はいくつかあり、
それぞれにメリットデメリットがあります。
ちょいとまとめますね~

1.有機溶媒抽出法
こちらは薬品を用いてカフェインを抜く方法。
ただし、日本では認められていないため流通しません。
だから割愛しま~す(笑)

2.ウオータープロセス製法
こちらは日本では最も一般に流通していると思われます。
コーヒーのカフェイン以外の成分で飽和状態にある水に、コーヒー豆をつけて圧力をかけたりしながらコーヒー豆の成分を抽出します。すると水にはカフェインしか溶けだすことができず、結果カフェインが除去できるという仕組み。安全性・味・コストすべてで優れており、選ばれることが多い。

メキシコやスイスの工場で加工されることが多い。

3.超臨界二酸化炭素抽出法
なんか一番かっこいい名前(笑)
こちらは最近大注目の加工法らしく、
日本でも開発が進められています。

二酸化炭素に圧力やら温度を加えると、
「超臨界流体」という何ともかっこいいものに。
この性質を利用しているそうですが
素人には何のことやら・・・(笑)

もっとも安全で、風味を損なわない加工法として
今研究が盛んにおこなわれています。
今後、要チェックしておきます!!


っとまあ、こんな感じでさまざまな製法がありました。
今回仕入れをさせていただいたのは、
2番目のウオータープロセスによるものです。

安全で、味も比較的損なわれていません。
ただ、100%のカフェインはカットできていませんので、わずかに残留しているようです。


見た目が全然違うのだが

画像1

たまに記事にも載せているのですが、普通のコーヒー豆はこんなきれいな白色から黄色みがかった色となっています。

ただ、カフェインレスコーヒーの豆顔というと

画像2

なんだか黒っぽいんです。
これがカフェインレスの証なのですが。
最初見た時、驚きました(笑)

画像3

こちら
左から・普通の生豆・コロンビアカフェインレス・メキシコカフェインレスでございます。
結構、違いわかるでしょう~


画像4

焙煎後も少し色みに特徴が。
艶消し加工してるみたいな色で、
基本的に黒っぽくなりました。

これで中煎りなのですが、
ぱっと見、極深煎りですね(笑)


なんとか自信をもっておすすめできる味に
ようやく皆さんにお届けできそうです。

販売予定日は変わらず
1月10日
よろしくお願いします。


味の特徴や淹れ方は後日
カフェインレスコーヒーのお話(下)で!!


では、また!!
あ!!ひとつ書き忘れ(笑)


音声配信始めちゃいまして~
standFMにてお聞きいただけます。
良かったらぼくの声聞きに来てください(笑)

ここから聞けると思います~


では、また明日!!


ぼくのお店良かったら見てください~
おいしいコーヒー豆販売ちゅう~
インスタグラムも始めました
此処珈琲焙煎所で検索~~~~~~~~~~

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