マルナカイマ

頭ん中がぎゅうぎゅう

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最近の記事

痛いってウワサのアイツ

生きていればいろいろあるもんで。 数年間放置していたポリープが、いよいよ存在感を増してきたのでついに手術に踏み切った。 すこぶる健康に産んでいただいたおかげで、大病もせずにここまで過ごしてきた私だけど、それでも年に数回くらいは病院へ通うことになる。 謎の蕁麻疹に悩まされては皮膚科へ行き、季節の変わり目に肌荒れしては皮膚科に行き、新しい化粧水に荒れては皮膚科に行くという始末。 皮膚科は常連、お手のもの。いっそのことポイントカードつくってほしいわ。 延ばしに延ばした2月末

    • 追伸、あなたに似てきたよ

      母がいなくなって、2年と2ヶ月。 亡くなる前日に「じゃあ、またね。」と別れてからもうすぐ3回目の冬だ。 あれから毎日、毎晩、母に話しかける。 今日はどんな日だった? 機嫌良く過ごした? 私はこんなことがあってね。 聞いているんだかいないんだかわからないけど、寝る前の数分間は母に話しかける時間になった。 不思議なもので、生きてきた頃よりもっと近くに感じる。もともと仲はよかったけれど...いや、いい関係になったのは私が大人になってからか。 子供の頃は母の感情的な性格に正直

      • 気まずい話

        私は、父方からも母方からも外孫で。 祖父母と一緒に暮らした経験はない。 幼い頃は、父方へ行けば顔形が母方に似ていると言われ 母方と会えば父方の血だと言われた。 当たり前だ、私は父と母のちょうど半分ずつでできている。 とくに母方の祖父母は遠方に住んでいて、数えるほどしか対面していない。 これは私が小学校高学年の頃、母方の実家を訪ねたときのこと。 数年ぶりに会う祖父母も親戚も、車で観光に連れて行ってくれたり、美味しいごちそうを沢山用意してくれたりと手厚くもてなしてくれた。

        • 雨女

          梅雨生まれのせいか知らないけれど、私のイベントにはことごとく雨が降る。人生のセレモニーというセレモニーも記憶のかぎり全部が雨だった。そういえば修学旅行も大雨だ。成人式も。 いつからかなかば諦めに近い感情で「はい、雨ね。」と受け入れることにした。てるてる坊主もつくらない。そりゃ少しはガッカリするし、足元が濡れる煩わしさはあるけれど、本当のところ私は雨が嫌いじゃない。 結婚していない・その予定もない私の次の式典は、告別式や葬式ということになる。 きっと雨だ。 私のことをよ

        痛いってウワサのアイツ

          痣がある。 右足くるぶしから5cm上に、痣がある。 直径2.5cmのうす茶色の中に、濃い茶色のホクロのようなものが大小10個くらい不規則に並んでいる。いや、不規則だから並んでいるとは表現しないのかな。 私はこいつには「スバル」という壮大な名を与えている。あのスバル。お空の。 ああ、昴よぉ〜と歌われている、あのスバル。 年に2回ほど「あれ?足、汚れてるよ」と誰かに指摘されるから、私は私のスバルをご紹介する。 「生まれつきの痣なんだ」 だと指摘した人が、ちょっと気まずい

          note繋がりでノートの話

          学生時代、最後のページまで同じノートを使えなかった。途中で過去のページをめくっては、自分の字だとか内容の配置だとかが気になって気に入らなくて新しいノートをひっぱりだしてきてしまう。なんならわざわざ買いに出かける。 そして真っ白なノートが好きだ。 私によって汚されていない、なんの用途も定まっていないノートが好きだ。だからお気に入りのノートに何か書こうなんて微塵も思わない。 ただ一文字書いた途端にそのノートの価値はほぼ無くなる。メンタルなんちゃらの先生に相談しようものなら病

          note繋がりでノートの話

          私noteはじめました。

          ずっと前から存在は知っていたnote。 登録だけすすめたことも一度や二度じゃない。 なにを書こう、どんな雰囲気で、真面目な感じ?それとも砕けた文章? 考えているだけで、私の真っ白なnoteは終わった。 計画倒れ、空想妄想。 思い描くだけで行動に移せないのはいつもそう。 希望や目標はずっとナナメウエにあって、埃をかぶって輝きを失って、ついには謎のストレスにすらなる。そんなモヤモヤとともに生きてる。 やる前から、考えすぎ。 私の文章が「です、ます」か「だ、である」なんて誰が

          私noteはじめました。