不純な動機で今年もチョコを買う。(エッセイ)
今年もこの季節がやってきた。
少し出遅れてしまったけど。
2019年にJIM-NETのこの活動を知ってから、毎年わずかだけど申し込んでいる。
JIM-NETのチョコ募金活動。
チョコを買うと売上金の一部を主に子供たちのために使ってくれる。
私はLUNASEAのSUGIZO氏の呼びかけで活動を知ることとなり、2019年のキックオフイベントに参加したことをきっかけに、毎年買うようになった。
このイベントに参加した動機は「SUGIZOさんに会いたい」それだけ。
写真OKだから拡散してね、と言われていたのに、その頃SNSをやっておらず。拡散できずに今更になってしまった。
SUGIZOさんがイベントに参加したこの年、当然、彼のファンが多く参加した。
いつも来ているお客さんが「今年はSUGIZOさんのおかげで若い人が多い」と話していた。
SUGIZO氏は常々、世界の子供たちのために動いている。一体、いくつ体があるんだろうというくらい活動的で、あっちにもこっちにもSUGIZO。ファンとしては心配になるくらいだけど、本当に逞しい。
そんな彼は日本でも災害が起こる度に被災地に赴き、ボランティアの一員として汗を流す。
ある時は「自分に会いたいという動機でもいいから来て」と呼びかけていた。
動機は不純でもいいからまずは動いて、というメッセージが響いた。
私は災害ボランティアはやったことがない。
だけどSUGIZOさんの活動を追うことで、気づくと遠回しになにかしているということが実際にある。
動機づくりに時間をかけるくらいなら、不純な動機で十分。
だから私はとりあえずこのチョコを買う。
缶の絵を描く子供たちの中には、その後亡くなる子も少なくない。
そんな報告がされる時はとても悲しくなってしまうけど、絵を描いた時の子供たちは希望に満ちていたのだろう。
プチギフトにぴったりだから、毎年この時期会う人にチョコ缶を配る。少しでも広まったら嬉しい。
私がこの活動をする不純な動機。
①SUGIZOさんを推したい。
②六花亭のチョコが美味しい。
③缶の絵が可愛い。
これで今は十分。
毎年買い続けることは大切だと思っている。
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