青木 優 | MATCHA Inc.

株式会社MATCHA 代表取締役社長 / 訪日メディア「MATCHA」を運営しています…

青木 優 | MATCHA Inc.

株式会社MATCHA 代表取締役社長 / 訪日メディア「MATCHA」を運営しています。 https://matcha-jp.com / 内閣府クールジャパン 地域プロデューサー / 旅と銭湯が好きです / このnoteはオープン社内報的に書いています

マガジン

記事一覧

2度目の世界一周で見えた、新しい観光の視点

2024年6月4日から7月6日まで1ヶ月弾丸の世界一周の旅に行ってきました。1ヶ月と短い期間だったのですが、8カ国、17都市、22フライトと怒涛の旅でした。 途中、インドで病…

10,000

仕事とは - 週末の振り返り(2024年9月15日)

仕事とはなんだろうか?と週末町中を歩いている中で、ふと考えていました。 仕事とは「誰かの何を解決するか?」が根本にあり、それが成り立っていないものは長くは続きま…

プロジェクトの進め方 - 週末の振り返り(2024年9月8日)

先週から今週にかけて、プロジェクトの進め方やリーダーシップのあり方について、多方面の方と話すことが多かったです。自分なりに整理されてきたのでこのnoteに書こうと思…

「インバウンドサミット2024」にかける思い

2022年10月インバウンド観光が再開し、早くも2年近くになります。コロナの時期を忘れてしまうくらい目まぐるしい日々が続いています。 インバウンド観光は大復活し、政府…

疑似環境 - 週末の振り返り(2024年9月1日)

人は見たいように自分の世界を見るという言葉があります。なぜかというと、世界は様々な情報で溢れていて、到底全ての情報を把握したり、咀嚼したりすることは出来ないから…

1つに絞る - 週末の振り返り(2024年8月25日)

今週末は広島の瀬戸田にきています。瀬戸田は尾道から自転車で2.5時間位の距離にある島で、瀬戸内デザイン会議の会合の参加。錚々たる面々が集まり、未来に向けて議論をす…

感情に向き合う - 週末の振り返り(2024年8月18日)

35歳になった翌日、インサイド・ヘッド2を見に行きました。 「感情」の映画で、色々と考えさせられました。 「感情」や「記憶」をここまで、立体的に可視化された映画は…

35歳になりました。

2024年8月17日、35歳になりました。 35歳なんて20歳の頃の自分からしたら随分と大人で、遠い存在だなと思っていたのですが、いざ自分がそうなってみると不思議な感覚があ…

21

時間の管理 - 週末の振り返り(2024年8月11日)

家計簿をつけてから1ヶ月。世界一周から合計すると2ヶ月半近くつけています。 自分の普段掛かっているお金について可視化することができて、ああ意外とこういうことにお金…

インバウンドサミット2024に、サントリーホールディングス代表取締役社長 新浪剛史氏が登壇決定

今年のインバウンドサミット2024の基調講演者は、サントリーホールディングスの新浪剛史氏に決定しました。 「本物はなにか?」という今年のテーマを考えた時に、インバウ…

家計簿の習慣 - 週末の振り返り(2024年8月4日)

一つの習慣が日常にポジティブな影響を与えることがあります。 最近自分自身がはじめた習慣、それは家計簿です。 きっかけは世界一周の旅で、毎日お金の明細をつけていた…

ユニクロ - 週末の振り返り(2024年7月28日)

週末は読書に当てるようにしています。Kindleで読むことも多いのですが、最近は紙に回帰してきました。スマホをおいて、財布と本と時にノートだけ持ち歩いて読む。自分はの…

期待損、不安損、等価交換不足 - 週末の振り返り(2024年7月21日)

今週印象に残ったことはなんだろうか、というのを毎週の週末に振り返りの度に整理するようにしています。特に予定を見返すのではなく、頭に浮かんだことを自分なりに言葉に…

世界一周のルートと宿について

7/30の報告会に向けて、ルートや費用明細を整理しています。 今回結構無茶な移動とスケジュールで、二度とできないな...という感じがします。その分密度が高かったです。…

11

7/30(火) 世界一周プロジェクト 報告会

7/30(火)19:00-22:00に博報堂のUniversity of Creativity(UoC)で世界一周の報告会を実施することになりました。この1ヶ月での旅の気づきや学びをシェアしつつ、なにか新…

帰国雑感 - 週末の振り返り(2024年7月14日)

この一週間、リアルで会う人会う人に 「おかえりなさい」と言われて、不思議な感覚になる時間でした。 時差ボケや疲労も落ち着き、通常モードになってきました。 当たり前…

2度目の世界一周で見えた、新しい観光の視点

2024年6月4日から7月6日まで1ヶ月弾丸の世界一周の旅に行ってきました。1ヶ月と短い期間だったのですが、8カ国、17都市、22フライトと怒涛の旅でした。 途中、インドで病院に行く事態やヘルシンキでフライトに乗り遅れつつも、大きなトラブルに巻き込まれることなく、無事帰ることができました。 率直に、このタイミングで行くことができて本当に良かったです。改めて今回の旅を進めてくれた経営陣、会社のメンバー、株主、旅で出会ったみなさん、そしてサポーターやパトロンの方に感謝をしたい

¥10,000

仕事とは - 週末の振り返り(2024年9月15日)

仕事とはなんだろうか?と週末町中を歩いている中で、ふと考えていました。 仕事とは「誰かの何を解決するか?」が根本にあり、それが成り立っていないものは長くは続きません。 例えば、ペットボトルの水に100円払ったとします。そこになぜお金を払うか?というと喉が乾いていたからです。 水を買うという行為に対して、現実世界ではいくつか他に変数が生まれます。同じ100円で売られているペットボトルが10m先にあった場合と、300m先のコンビニで売られている場合は、よほどの理由がない限り

プロジェクトの進め方 - 週末の振り返り(2024年9月8日)

先週から今週にかけて、プロジェクトの進め方やリーダーシップのあり方について、多方面の方と話すことが多かったです。自分なりに整理されてきたのでこのnoteに書こうと思います。 ある上場会社の社長にリーダーシップについて相談をしました。 その方曰く、リーダーシップに関しては2つのタイプがあるといます。 ・推進型:自ら進んで行い、結果を出し、そのプロセスを通じて周りを巻き込む。例えば新しいプロジェクトがあった時に、自らいくつかの成功事例をつくるまで推進する。 ・土下座型:目

「インバウンドサミット2024」にかける思い

2022年10月インバウンド観光が再開し、早くも2年近くになります。コロナの時期を忘れてしまうくらい目まぐるしい日々が続いています。 インバウンド観光は大復活し、政府からも2024年は8兆円市場になると言われています。2023年が消費額が5.2兆円だったので、金額だけで見ると大きく伸びています。しかし、手放しでは喜べない状況だと捉えています。世界全体のインバウンドが伸びている点、日本の物価安と円安の影響は看過できません。 インバウンドが盛り上がっている今だからこそ、改めて

疑似環境 - 週末の振り返り(2024年9月1日)

人は見たいように自分の世界を見るという言葉があります。なぜかというと、世界は様々な情報で溢れていて、到底全ての情報を把握したり、咀嚼したりすることは出来ないからです。 自分自身が知っていること、見える世界をベースに、世界はこういうものだと勝手に定義をします。その定義の中で、人は物事を判断したり、前に進めたりします。 当然作った世界が100%正しいことなんてなくて、その時の時代や文脈によって、正しさも間違いも変わります。はっきり言えるのは、「自分が見ている世界が全て」なんて

1つに絞る - 週末の振り返り(2024年8月25日)

今週末は広島の瀬戸田にきています。瀬戸田は尾道から自転車で2.5時間位の距離にある島で、瀬戸内デザイン会議の会合の参加。錚々たる面々が集まり、未来に向けて議論をする。僕自身が能動的に参加している数少ないコミュニティの場の1つで、毎回背筋が伸びます。昨日は人類史を踏まえた上で、今と未来を考えるというテーマでした。 こういった場で人の話を聞く。聞く中で、新たなインスピレーションをもらう。それは往々にしてあります。むしろ、そのために参加しているようなものです。 ふと、先輩経営者

感情に向き合う - 週末の振り返り(2024年8月18日)

35歳になった翌日、インサイド・ヘッド2を見に行きました。 「感情」の映画で、色々と考えさせられました。 「感情」や「記憶」をここまで、立体的に可視化された映画は初めて見ました。自分は1を見たことがなかったです。子供より大人が多い印象でした。 人は感情の生き物で、時に感情の奴隷になってしまう。 情報過多の時代で、SNS含めて周りからの影響を受けやすいからこそ、自己の内面に向き合うことがとても求められていると思っています。そういった意味でも、今の時代にあった映画でした。

35歳になりました。

2024年8月17日、35歳になりました。 35歳なんて20歳の頃の自分からしたら随分と大人で、遠い存在だなと思っていたのですが、いざ自分がそうなってみると不思議な感覚があります。 40歳までの扉も見え始めていて、その時にどんな生き方をしたいか?どんな人でありたいか?をやんわりと考えつつ、34歳を振り返りながら文章を書いてみます。 写真はラダックの標高5300mを超える山で撮った1枚です。 ヴィパッサナー瞑想と世界一周34歳は、沢山の出来事がありました。 公私ともに

時間の管理 - 週末の振り返り(2024年8月11日)

家計簿をつけてから1ヶ月。世界一周から合計すると2ヶ月半近くつけています。 自分の普段掛かっているお金について可視化することができて、ああ意外とこういうことにお金を使っているんだなと気づくきっかけになっています。 お金と行動は紐づいているので、それを省みる機会にもなっています。よくまぁ、そのあたり意識せずに今までやってこれたなと恵まれている部分と危うさを感じながら。 次は何を習慣化しようかなと思った時に頭に浮かんだのが「時間」でした。 きっかけは、ジブリの石井朋彦さんが書

インバウンドサミット2024に、サントリーホールディングス代表取締役社長 新浪剛史氏が登壇決定

今年のインバウンドサミット2024の基調講演者は、サントリーホールディングスの新浪剛史氏に決定しました。 「本物はなにか?」という今年のテーマを考えた時に、インバウンドの方ではなく、日本の経済の中で「インバウンド」を捉え直す場にしたいと思い、お願いをする形になりました。 登壇いただくテーマは「日本は世界でどう戦っていくか?」 どんな話になるか正直予測できないところもあるのですが、その分とても楽しみです。 これから順次登壇者の告知をしていきます。オフライン、オンライン共

家計簿の習慣 - 週末の振り返り(2024年8月4日)

一つの習慣が日常にポジティブな影響を与えることがあります。 最近自分自身がはじめた習慣、それは家計簿です。 きっかけは世界一周の旅で、毎日お金の明細をつけていたことから。 元々はそういったことがズボラで、なんとかなると思っていた性格でした。 ただ、今回の旅は予算が1ヶ月で400万以上かかると見えてたことから、それ以上大幅にオーバーしたらまずい、という気持ちとその明細自体が後々価値になると思ったんですね。 具体的にどうつけていったかというと ・支払ったお金 ・これからかか

ユニクロ - 週末の振り返り(2024年7月28日)

週末は読書に当てるようにしています。Kindleで読むことも多いのですが、最近は紙に回帰してきました。スマホをおいて、財布と本と時にノートだけ持ち歩いて読む。自分はのめり込むと周りが見えなくなる性質で、移動中の電車でも、歩きながらもつい読みふけってしまう。 今週末読んだのは、「ユニクロ」。ユニクロの社長の柳井正さん、そしてその同志たちの悪戦苦闘の物語。400Pと大作だったのですが、一気に読み切ってしまいました。不足していたことが、逆に強みに変わる原動力になる。ユニクロという

期待損、不安損、等価交換不足 - 週末の振り返り(2024年7月21日)

今週印象に残ったことはなんだろうか、というのを毎週の週末に振り返りの度に整理するようにしています。特に予定を見返すのではなく、頭に浮かんだことを自分なりに言葉にまとめていきます。書いた所で、それが自分のものになるとは限らないのですが、それでも振り返ることは自分にとって大切な行為です。 今週印象に残ったことは、タイトルにある「期待損、不安損、等価交換不足」というものです。 期待損とは、期待をしていたけど、それがその通りになくなった時。期待して損したというもの。適切な期待値で

世界一周のルートと宿について

7/30の報告会に向けて、ルートや費用明細を整理しています。 今回結構無茶な移動とスケジュールで、二度とできないな...という感じがします。その分密度が高かったです。オレンジが直行便で、黄色がトランジット含むフライトです。 今回世界一周航空券のファーストクラス便を使ったので、フライト自体はとても快適でした。ただ、朝9時台のフライトが3日続く時は、朝3時とかに乗り遅れないか不安になって、勝手に目が覚めました。国内線は別で手配。 エリアは一つ一つ目的を決めつつ、詳細はそこま

7/30(火) 世界一周プロジェクト 報告会

7/30(火)19:00-22:00に博報堂のUniversity of Creativity(UoC)で世界一周の報告会を実施することになりました。この1ヶ月での旅の気づきや学びをシェアしつつ、なにか新しい流れが作れたらと思っています。誰が参加するかは公開しないですが、素敵な方が多く集まります。 基本、パトロン、サポーター向けの会です。ただ、10~20名程度余裕があるので、興味がある方がいたらFacebookやXでメッセージをもらえると嬉しいです。食事等の準備もあり参加費

帰国雑感 - 週末の振り返り(2024年7月14日)

この一週間、リアルで会う人会う人に 「おかえりなさい」と言われて、不思議な感覚になる時間でした。 時差ボケや疲労も落ち着き、通常モードになってきました。 当たり前ですが、日々のリズムがあるって大事ですね。 やっぱり外に出ると日本が客観視できる部分があります。今回の旅の目的の一つに「外国人になる。」「外国人目線」を得るだったのですが、これは定期的に、日本を離れないとなと思いました。日本は快適で、おいしいです。 日本のインバウンドの課題の一つに、プライシング(価格設定)があ