見出し画像

仲間に会いに行く旅にて、コロナ禍のコミュニケーションを思索する。

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

旅をしていて広島県は福山市に。

今回の旅はコロナ禍によって会えなくなった仲間たちに会い、コロナ禍で新しくオンラインで繋がった仲間に挨拶をしに行く旅だ。

年末には第二の故郷札幌で、大学院時代の後輩たちと会い、そしてぱんだ先生と焼肉フィーバーナイトをし、パンデミックの時期をお互いに労うとともにその時期のことを語り合った。

広島はコロナ禍に異動した大学院の時の仲間がいて、ひとりは後輩でコロナ禍の直前に最後に尾道で会ったのだが、その後緊急事態宣言が始まり、その前に予定していた台湾旅行もキャンセルになった。

そんななかでいよいよオンライン化の方向へ進んだ。最初はかなりとまどった。というのも、ビデオ通話なんか使ったこともなかったし、何がどうなのか全然知らなかったし、Skypeで時代は止まっていた。

このままでいくと授業は確実にオンラインになるし、カウンセリングもオンラインになるなと思ったときに、あ、これはビデオ通話を使い倒さないとやばいなと直感的に思った。

zoomの使い方を覚えるために酒好きでかつ独り身であった岩野さんをはじめ、似たような境遇の人に連絡をし、連日zoom飲み会をおこなった。

人間は面白いもので、興味があることがらには全力で取り組むことができる。

つまり、コロナ禍の緊急事態のなかで生まれた圧倒的に暇な時間を、zoom飲み会で費やすことによって、テレカンやオンライン授業の運営の仕組みを学ぶことに成功したのだ!

またこの効用は技術を身につけるためのみにあらず。ソーシャルディスタンスを求められることによって生まれた人と会えない問題は確実にメンタルに打撃を与えた。

孤独というのはひとをネガティブにさせる。独り身でない人や家族と同居している人にはわからないような、誰もいない怖さがある。

そういった隙間をzoom飲み会が埋めてくれた。連日の飲み会はヘトヘトになり、酔っ払って階段から滑り落ちかけもしたが、それでも孤独を埋めて、癒しを与えてくれた。

そんなソーシャルディスタンスの時期も終わりを迎えようとしている。zoom飲み会は今や少なくなり、実際に人と会うことができるようになった。

会議やレクチャー式の講義とかはマジでテレカンのままでいいって思うけど、本当に会いたい人にはフィジカルに会いたい。

福山では、大学院当時から良くしてくれた先輩、同期、後輩と会い本当に楽しい時間を過ごすことができた。

ウィズコロナの時代が始まったなぁと実感した瞬間である。旅は続く。

この話の続きはまたどこかで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。

Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube あおきのぼやきと見た景色を載せてます https://www.youtube.com/channel/UCIjPXbecsTqIfznCwhKGBgQ

ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野、とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話をお伝えします。

YouTube

TikTok
https://www.tiktok.com/@bacchikoishinrigaku

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?