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なぜ「疲れ」が続くかが多少わかるかもしれません

今日の記事は疲れが長引いてるなあという人に特におすすめです!!!

どもです、あおきです。週末はみなさんどのように過ごされましたか?平日の疲れを取るかぁとゆっくり過ごされた人もいれば、楽しく遊んでリフレッシュ!という人もいるかもです。わたしは、温冷交代浴、うまいもん食い、散歩したりと、週末はさんざんリフレッシュしました

ところでみなさんは疲労回復をどうされていますか?今日は、疲れの心理学的なメカニズムやうまい対処法について考えてみます。

疲労についてはちょうど「パンダ先生のこころメンテ」でも取り上げられていましたので、そちらも参考に!(疲労のサインについてわかりやすい動画です!そしてこのパンダめっちゃウケる笑)

疲れってなんだ?

疲れは、筋肉や神経、頭の中に何らかの負担を続けてかけることによってその機能が低下する「疲労」と、疲れを知覚する「疲労感」とにわけられます。

さらに分類してみると、肉体労働や運動の後に出てくるからだの疲れ(肉体疲労)と仕事で頭をフル回転させたり、対人関係の問題に困ったりした後に出てくるこころの疲れ(精神疲労)というものにも分けられます(今回はとりあげませんが、光疲れ(神経疲労)というのもあるようです)。

やっかいなことに、からだの疲れもこころの疲れも、どちらも同じように「疲労感」として頭の中で理解されるようですから、疲労感がどの疲労によって生じるのかは正確にはわかりません。

さらにやっかいなのは、「疲労感」は必ずしも実際の「疲労」を反映しているわけではありません。気分ややる気などいろんな要因によって左右されます。ただでさえ疲れてるのに、さらに疲れさせるようなことを言わないでくれよ…ってやつです。

疲れを定義することはなかなか難しく、共通理解はまだ得られているとは言えませんがこのような分類ができそうです。

なぜ疲れが続く?

からだの疲れにとってはわたしの専門外なのでここでさらっとだけお伝えすると…からだの疲れをとるためには、とにかく休んでください笑。これあるのみだと思います。しっかりと睡眠をとり、しっかりとご飯を食べてください。働きすぎはからだに負担かかります、休日をしっかりとりましょう。無理なさらずに!

今日の本題です。

「疲れをとるためには休もう」を前提に、こころの疲れについて解説します(諸説あるのでその1つとして捉えてくださいね)。先ほどもお伝えしましたが、からだとこころの疲れは「疲労感」としてまとめて認識されますので、基本的に「疲れたなぁ=からだが疲れている」と認識しがちです。そうすると前段でお伝えしたように、休もう!疲れないようにしよう!と考えます。そして、休む(横になる、ソファで静止)、疲れることをしない、という行動をとります。からだの疲労の場合はこれで正解です。

さて、こころの疲れの場合はどうでしょう?

こころの疲れの場合、ただただ動かないでいると、疲れがとれず、疲れが増してしまうこともあります。人間は日中の活動で疲労物質を蓄えることで夜に眠気が出てくると言われています。動かないことによってからだの疲労が溜まらずに夜の寝つきが悪くなるかもしれません。寝つきが悪いと、「疲労感」はどうなるでしょうか???あるいは、休んでばかりいる自分に罪悪感を感じるかもしれません。さらに、楽しいことが起こりにくくなるかもしれません。そうすると、こころの疲れはどうなるでしょうか??? 

「疲れをとるためには休んだほうがいい」はどんなときでも正しい答えでしょうか?

こころの疲れへの対処法

からだの疲れとこころの疲れの頭の中では判別はできないので、一時的に休養をとり様子をみます。1-2日間静養しても、1週間静養しても疲れがとれない、その場合はこころの疲れが長引いている可能性が出てきます。

こころの疲れの場合、日中にある程度の活動をすることが重要になってきます。日中にある程度の活動をすることで、からだの疲労が溜まり、夜の睡眠が良くなっていくと考えられます。眠れないと疲労感がどんどんたまっていくので、睡眠をよくするのはとても重要で、睡眠をよくするには日中の活動がカギをにぎっていたりします(睡眠についてはどこかでまとめて説明しますね!)。

もう1つは、ポジティブな感情体験やリラックスできる体験を増やすことです。達成感や満足感が疲労感に影響すると言われています。人それぞれ色々と達成感や満足感を感じる活動があると思いますが(わたしの場合はnote書いたり、散歩して色んな景色見たり、釣り行ったりですかね、森林浴もいいなあ)、どんな活動でもいいと思います。横になったままできる満足できる活動があるのであれば、それもいいと思います(友人とLINEしたりは横になったままでもできますね!)。家でゆっくりお風呂に入ったり、美味しい物食べたりも何とも言えない満ち足りた体験になりますよね。

(なにしたらいいのやら、絶望…という方は以前の記事も参考にしてくだせい。)


やり過ぎには注意っす動いてるのになんで疲れがとれないんだ!という方はやり過ぎパターンの可能性があります。やりすぎるとからだの疲労がたまりすぎます。また、楽しいと思っていることでも、やりすぎるとこころの疲れがたまっていきます。毎週末旅行三昧していたら、実際は楽しいんですが、移動疲れやホテル暮らし疲れがたまってしまうかもしれません。家でリラックスして過ごす時間も大事ですね。続編はこちらから。

まとめると

① からだの疲れの場合、休みましょう。

② こころの疲れの場合、休みつつ、それでも疲れが取れない場合は、動かないことで疲れが続いている可能性があるので、日中の活動を増やしたり、満足できる活動をしましょう。

③ ただし、やり過ぎないように注意しましょう。

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今日のnoteは、大学院時代に、後輩のさめちゃんといっしょにおこなった疲労感の研究から多くの発想を頂いてます。この場を借りてさめちゃんに感謝申し上げます!

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