漫画感想：『龍皇の影姫』第10話 / 大宙 晃（おおそら・あきら）

『龍皇の影姫』第10話 / 大宙 晃（おおそら・あきら）

LaLa 2022年8月号。

真の敵は琥珀が御影の里で兄のように慕っていた璃玻あきはだとか、そんな単純な話ではないっぽい。
詳しいネタバレは避けますが、1話で描かれてる水龍は確かに……なんですよね。
水晶みあきと璃玻の他にも水龍を操れる者がいるとか？　なんてそんな都合いい展開を望んでしまう。
そして璃玻も実は水龍を喚ぶと体調を崩すとか？
水晶サイドと璃玻サイドで物の見方がずいぶん変わってくるのでそのあたり上手いなあと。
璃玻本人もそうだし璃玻サイドにも悪人はいなさそうだし新キャラの煙えんも人が良さそうで子どもに弱そう。
水晶と璃玻どちらも今の琥珀にとって大切な存在だからどちらかが仇かもしれないだなんて辛いだろうなあ。
または水晶と璃玻のどちらかを操って御影の里を水龍に襲わせた黒幕の人物がいる？　でもそれだとしても水晶か璃玻どちらかが仇ということになってしまう。
読めば読むほどにどんどんストーリーとキャラクターが入り組んでくるので一旦整理するために人物相関図作りたい。
つらつら書いてきましたが今回のベストシーンは真珠を助けた虎目と楔くさびを熱烈に口説き落とした水晶です。