漫画感想：『孤独なソルシエールは恋を紡ぐ』9話 / ゆきら

『孤独なソルシエールは恋を紡ぐ』9話 / ゆきら

孤独なソルシエールは恋を紡ぐ / デジマ

デジタルマーガレット

リリーさんの故郷で央、戦意復活の回。
「絣かすり」の漢字を初めて知りました。勉強になりました。
伝統工芸品とロリータファッション…！　どんな組み合わせになるんだろう。わくわく。
リリーさんが前回だったかで出した手紙は母親にファッションショーの招待券を送ってたんですね。
でも母親がたとえ来ても来なくてもリリーさんにとって今はハッピーなんじゃないでしょうか。だって央がいるから。家族よりも大切なものを見つけたから。
母親がいなくても自分の生き方を見つけて幸せなリリーさん。
それと相対するように描かれてる一澄ですよ。
「母さんさえいれば」「俺と母さんこそ幸せになるべきなんだ」
これまでの陥れるやり方にムキーッ！となってますが、そんなことしてお母さんが喜ぶと思ってるの？なんてありきたりなことは言いません。
だけど自分の幸せが母親の幸せとは限らない。良い大人なんだからそのくらい気づこうよ。
この対比本当に上手いなあ。
更新今日の分を入れて残り3回なのが寂しい。でもどうまとめるんだろう……？