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4-14 手の届くところまで

以前、組織の課題解決手法を学んだ際に教えられたことの一つが、
まず「適切な領域設定」する、ということだった。

・自分でコントロールできる範囲
・自分が責任を持てる範囲
・影響を及ぼせる範囲
ここまでの範囲のテーマで取り組むことが肝要であると。

「戦争を止めて世界を平和にする」は壮大すぎるし、
「明日からお酒を飲まない」は自分だけが頑張りゃ済むし、
ということらしい。

野心家ではないから「とにかくビッグに」なんて考えないけれど
仕事において「自分がどこまで影響を及ぼせるか」を定めるのは難しいと感じている。

転職エージェントの役務は「入社するまで」と契約で原則決まっている。
だから、「入社したら無関係」というのは、契約では間違ってはいない。

でも企業も転職者も、「入社してから」が実際のスタートになるわけで
そこまでお膳立てしたエージェントが「はい終わり、あとは知りません」
というのは、自分の心情として納得いかないものがある。

少なくとも入社してしばらくは「影響を及ぼせる範囲」だからだ。

時間をかけた選考であっても、やっぱり毎日顔を合わせるのとは違うもので
行き違いやボタンの掛け違いがあってもおかしくない。
そういう時に「間に入ってもう一回繋ぎ直す」
そこまではエージェントができることだと考えている。

人の人生、企業の経営も左右する仕事だから、そのくらいやりませんか。
と、同業の皆さんに言いたいなと思ったのが今日のnoteでした。

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