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セリフは棒読み、足は棒、ぼくの頭は木偶の坊。20230225sat247

395文字・25min


雨。気分はふさぐ。
足は張っている。小雨になって外にでる。
今日も浜へ向かう。
自分の声を聞いて歩きあることに気がつく。
男1は、頭に入りやすい。文章は映像的でイメージしやすい。
男2は、文に行間がある。具体的な名詞はなく場面はつかみにくい。戯曲だ。
浜でオーディションの案内を確認する。

…試験科目
・面接(自己PR / 質疑応答)
・課題テキスト 実技・・・同封のテキスト1・2のどちらかをお選びください。っておいッ!本州の、できるだけ下北沢にむけてさけぶ。

ぼくは劇団東京乾電池の脚本希望で応募をしたつもりだ。だが若い人は東京に数多ある映像プロダクションとして応募したに違いない。
「男1」は映像系台本。「男2」は舞台役者系台本。
頭にセリフが入れば舞台を自由に動きまわれる男2に惹かれる。
別役実のフュージョンまで深掘りしたのは一体なんだったんだ?
書きかけの小説「(仮)上陸者たち」の序の現場を視察して帰る。

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