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日々是短歌、ひりだす哉。 4/12(土) / 18

 

826文字・15min


今日は俳句編です。
おそらく今日だけかな。

大阪にある心斎橋大学という文芸教室の「無料俳句zoom講座」を受講しました。

受講後にフィードバック纏め返信しました。
それをここにを載せます。



作家養成スクール 心斎橋大学さま

久保純夫先生の俳句の体験授業はとても楽しかったです。

大変勉強になりました。

大阪弁の先生の人となりが滲み出ていて見ていて楽しかったです。
昔付き合っていた岸和田出身の元カノを思い出しました。
北摂あたりのご出身でしょうか?

本日はありがとうございました。
敬具。

■□

以下、稚拙ながら本日の僕なりのフィードバックです。


「個人はみな絶滅危惧種という存在」
船越桂

《ことば同士の喧嘩に気をつけろ!》

◉助詞の使いかた
(人によって助詞の使い方が曖昧だ)

例)
足元の冬のバッタに足細く
(ことばを細かくしすぎたら、内容が読み手から離れていく)
主演のバッタの邪魔にならないようにことばを配置する。
バッタが句の中心になるように他を省いてみる。

久保先生による改句
例)
◉足元の冬のバッタおだやかに
◉足元の冬のバッタ雨ほそく

《常套句に気をつけろ!》

常套句(大衆の手垢にまみれたことば)を句にいれると独創性(独自性)が薄れる。

手のひらに威風堂々カブトムシ

久保先生による改句
例)手のひらに優しくなりのカブトムシ(⬅︎反対の語をならべると異化効果が生まれる)

ミサイルをカバの大口(常套句だ)開けるかな

《ことばの語感を大切に!》

白菜を棲家(すみか)とする蛞蝓や

久保先生による改句
例)
◉白菜をすみかとするなめくじら
(なめくじが這うひらがなの感じを大切に)

《すぐに思いつく言葉選びはもったいない》


一旦、頭に留めて捻れ

《ことばをことばで説明しすぎない》

《リズムを使うなら定型に収める》

闘鶏、血が固まる話、師匠の話、生前の師匠の話など



以下、今回の授業中で浮かんだ蒼井の拙句

◉桜坂ひゅるりひゅるりら頬に花びら

◉ぱんぱんと尻を叩いてまた転ぶ

◉へにゃへにゃと かなのごとくみみずはう
(蚯蚓の句の方の句で思いつきました)



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