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【トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム】 合格体験記①

こんにちは!トビタテ留学JAPAN 新・日本代表プログラム ダイバーシティコース15期生として、デンマークに留学をするきりです。
今回は、トビタテ!留学JAPANについて紹介します。


トビタテ!留学JAPANとは?

トビタテ!留学JAPANは、意欲と能力のある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として2014年に開始された、官民協働の「留学促進キャンペーン」です。

2023年度より、「新・日本代表プログラム」がスタートしました。これまでの「日本代表プログラム」の基本理念やコミュニティを受け継ぎつつ、より発展的に進化した事業として、将来、「社会にイノベーションを起こすグローバル探究リーダー」(高校生等)や、「自ら社会に変革を起こしていくグローバルリーダー」(大学生等)として日本の未来を創る人材を育成する新たなプログラムとなっています。

新・日本代表プログラムの目的

  • 日本の未来を創る”グローバルリーダー像”と留学を通じた学びを刷新し、日本の社会課題解決や産業創造に貢献する人材の育成を行う

  • 5年間で5000名程度以上の学生・生徒に経済面を中心に留学支援を行い、留学機運を創出する事を通じて、日本の留学機運を再度盛り上げる

  • 新たな留学のあり方(ロールモデル)を社会に提示し、日本全体の留学のアップデートを図る

募集コース

大学生等対象

  • イノベーターコース:自ら課題を設定し解決に向けて試行錯誤し、独自の構想力をもって既存の枠組みを超えた新たな価値を創造しようとする(ゼロをイチにする)挑戦的な留学計画

  • STEAMコース:日本及び世界の社会課題解決のための技術革新や新産業創出に貢献するSTEAM領域における留学計画

  • ダイバーシティコース:派遣留学生の専門領域における課題解決に取り組む留学計画(スポーツ、芸術、人文学、社会学、総合知領域等を含む多様な領域)

高校生対象

  • マイ探究コース:好きなこと、得意なこと、挑戦してみたいことなど、自らの興味・関心や自分の中にある問題意識を起点として考えた自由なテーマや課題を設定し、多様な人々との異文化交流を通して、問題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学

  • 社会探究コース:Society5.0やSDGsを踏まえ、世界・日本・地域が抱える社会課題を自分事として考え、「自分自身」の立場からできること・できそうなこと・すでに取り組んでいる活動を活かし、自由な発想と創造力をもって課題解決や活性化、社会貢献につながる探究活動に取り組む留学

  • スポーツ・芸術探究コース:自身が所属する部活動や学校外の活動を活かし、海外の指導者の下で競技力や表現力のレベルアップを目指すとともに、スポーツ・芸術活動を通じた課題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学

新・日本代表プログラム 5つの特徴

  1. 留学プランを自分で設計できる!

  2. インターンやボランティア、研究も対象!

  3. 民間寄付による返済不要の奨学金

  4. 充実した事前・事後研修

  5. 約9000名のトビタテ生コミュニティ

応募スケジュール

2022年8月ごろ
 トビタテ第2ステージがスタートすることを知る。
 トビタテを利用した留学を本気で考え始める。

10月 
 募集要項が出る。
 受け入れ期間を探し始める。留学テーマを考え始める。
 自分はこれまで何をしてきて、これから何をしたいのか、自分と向きあう時間をつくる。

12月末
 大学から募集の案内が来る
 応募シートの記入を始める。

12月末から1月初旬
 トビタテの先輩を見つけ、DMしまくる。
 トビタテ生に応募シート、自由記述書を送り添削してもらう。
 他大学の留学支援センターの方とZOOM
 トビタテ生とZOOM

1月中旬から2月
 締め切りギリギリまで、トビタテ生と連絡をとり、添削してもらう。
 同じ学科、部活の友人、指導教員に添削してもらう。
 (テーマに詳しくない人、トビタテをあまり知らない人にもお願いをすることで、誰が読んでも伝わる資料をつくることを心がけました)

2月10日提出 (大学の締め切り日)

大学のチェック終了後、オンライン申請

5月1日
 1次選考通過の通知! (4月末の予定でしたが少し遅れての通知となりました)

トビタテ生、1次を通過した候補生とひたすら面接練習

5月20日
 2次審査当日

6月29日
 採用通知!!

1次選考

内容

 1次選考では、応募シートと自由記述書での審査が行われます。

応募シートの内容
・過去の海外経験(255字以内)
・留学計画のタイトル(65字以内)
・留学の目的・留学計画の達成目標及び概要(1000字以内)
・留学期間・主な活動
・留学の成果及びその測定の方法の詳細(400字以内)
・期待できる留学の成果の活用(500字以内)
・留学計画の実現のための具体的な取組(500字以内)
・アンバサダー活動及びエヴァンジェリスト活動(500字以内)

1次選考で意識したこと

 私が、1次選考への準備で特に意識したことは、【自分の想いが人に伝わるか】ということです。
 トビタテはパッションが大事だとよく言われます。海外の生活に耐えられる自信、逆境を越えられる忍耐力、実現したいことに対する熱量が人に伝わるように、多くの人に読んでもらっては書き直すということを繰り返していました。

 特にトビタテの先輩からのアドバイスは必須だなと感じました。
私は、インスタグラムやフェイスブック、ブログで、通う予定の学校に行っていたトビタテ生を見つけ、DMをしました。
 また、トビタテ留学JAPANのサイトにある、「留学大図鑑」というサイトで、似たテーマを設定した先輩を見つけ、とにかくDMを送ってみる。連絡がつながった先輩に頼みこみ、とにかくいろいろな方に読んでもらっていました。

 読んでくださる方達からの質問に答えているうちに、自分の軸が固まり、面接にも役立ったと感じているので、多くの読んでもらうべきだと思います!
(プロフィールにSNSのリンクを貼っておりますので、もし興味ある方はご連絡ください。少しでも力になれれば幸いです。)

他にも
 ・軸がぶれていないか
 ・募集要項にある、求める人材像にあっていることをアピールできているか
 ・自由記述は、わかりやすいレイアウト、読みたいと思えるような構成、多すぎない分量になっているか
(自由記述は自分を特にアピールできるチャンスなので特に力をいれました!)
 ・留学がゴールではなく、過程、将来のために必要なことだとアピールできているか
 ・自分らしさを入れられているか
 ・具体性、実現可能性があるか
なども意識しました。

1次審査のための準備は本当に大変で、詳細が出てから、締め切りまでの約1か月、睡眠時間を削りながら、毎日添削しては書き直すを繰り返しました。

私は、このトビタテの準備のための時期に大好きだった場を離れる決断をしました。とても苦しい決断でしたが、トビタテに集中することができ、自分は留学で何をしたいのか、本当に実現できるのか、自分の軸を再確認できる良い機会になったと感じています。

自分で計画を立てることができるからこその苦しさもありましたが、トビタテに応募したからこそ、留学の目的を明確にすることができ、挑戦してよかったと思っています。

トビタテに応募をすることを検討している方、ぜひ自分が納得いくまで突き詰めてください!必ず皆さんの留学がより良いものになると思います!

皆さんの挑戦に、少しでもお役に立てていれば幸いです。
2次審査については、今後投稿しますので、そちらもぜひ参考にしてください。

きり



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