神社仏閣巡り、始まる②

あちこちの神社仏閣を廻るようになったら、今度は「ブログで、自分の能力や体験談を書きなさい。」とメッセージが来る。

多少はSNSをやっていたのでブログを始めるのはそんなに苦ではないものの、自分の能力や体験などを公の場で話す事はなかったので、かなり反抗した。‥‥‥‥‥‥が、「今後の為に慣れさせる。」との事。


私は内心「これ以上、慣れさせなくても良い。」と思ったけど、やらなきゃならない。

自分でさえも半信半疑なのに、一時期やってました。

だけど自分自身がどんどん押しつぶれていき、途中で止めたと思います。




神社仏閣巡りの際に記録を残すよう言われたのも、「のちのち役に立つ。」と言われたから。




本当に様々な事があり、印象的だったのが京都に行くよう言われた時、ずっと行ってみたかった場所だったので滅多に行く事もないと思い、観光気分でウキウキしながら行った。



まだ神社仏閣巡りの最初の頃だった為、勝手が違ってた。地図を片手に出来るだけ歩いていこうと午前中歩き回る。



朝8時に京都について、午前中は歩きながら廻っていた。
午後になり、段々と疲れも出始め、そろそろ交通機関を利用しようと思ったら「乗り物なんてもってのほか。」と、いつもの感じと違う声がした。( 目に見えない存在です )


‥‥‥‥‥‥‥‥えっ?もってのほか?乗り物に乗っちゃダメなの?

と心の中で呟くと「修行中だぞ、そなたの足で参れ。」と言われる。





‥‥‥‥‥‥‥なんか、とんでもない事になったな。

なんて思いつつ、痛い足で廻りましたが、もう5時近くて廻る事は出来ない為、さすがに京都駅まで歩けないので電車を使いましたが、「それくらいは許す。」と言ってもらいました。



この後も何回か京都に行き、鞍馬寺に初めて行った際、山登りをしていたらお坊さんが横を走っていき驚いた。


目に見えない存在です。そして「あれはお主の姿じゃ。」とあの厳しい事を言った声の主が教えてくれた。






後々に分かりましたが、私の前世で身寄りがなく、不思議な力がある為に人に嫌われていました。当時の記憶を思い出したのですが、4、5歳くらいで立派なお屋敷に連れられ、大勢の大人達が何か言っています。

その中から、あの声の主が「ワシが引き取る。」と現れたのです。



のちの私のお師匠様です。



そして山にこもり一緒に暮らして、たまに下に降りて仕事をこなしていました。




山に登るのに息を切らしていたら「だらしがないの~‥‥‥‥‥‥‥なんて姿じゃ。」などと嘆かれた。


※ この一件もKさんに聞くと、確かに私の前世の姿でお師匠様との会話なども確かでした。




のちにお師匠様が話してくれましたが、あの頃の私は能力が凄すぎて周りのもの達は気味悪がっていた。

そして、あの頃のお師匠様は人ではなかった。色々と人に対して酷い事をしたし、人の心を持ってなかった。そんな時にお主が現れ、みんな気味悪がる。ワシしか居ないと、何故か思った。

お主を通し、人の有りがたさを知った。
お主から色々と教わった。人として穏やかな日々を送れた。と、教えてくれました。


私が感じるお師匠様は厳しいけど優しかったので、そんな過去があったのは驚きでした。



そしてこのまま、ずっと一緒に居て欲しいと思うようになりましたが、「それはイカン。一時的に来ただけじゃ。いずれそなたは1人でやらなければならない。」と言われ、嫌でたまりませんでした。

ですが気がついたら、いつの間にかお師匠様の気配も消え、声がしなくても大丈夫になっていたのです。




それともう1つ。



京都のある有名な神社に、参拝していた時の事。
当時は滅多に参拝客に出会わなず、とても神気が感じられていました。

参拝がすんだ後に、参道を歩いていたら目に見えない動物が挨拶がてらに目の前を横切りました。


アニメに出てきそうなコロンとしたキツネのようなタヌキのような‥‥‥‥‥‥イヌ科の動物です。


思わず「あら、可愛い。」と心の中で呟くと「相変わらずあやかしに好かれるな。まがいもの。」と声がして驚きました。




「あやかし?!あんなに可愛いのが?!私を知ってるんですか?!」と心の中で質問すると、「随分前から知っとるぞ。そなたの見ている姿と他の者から見た姿は違うからな。」と言うのです。


私を脅さない為に、わざわざ可愛いらしい姿となって現れたそうで。「‥‥‥‥‥‥まがいものって私ですか?」と聞くと、「そうだ、変わらないな。」と返ってきた。



それを聞いた時、「そっか~‥‥‥‥‥‥‥だから普通じゃないんだ。じゃあ、しょうがないか。」と納得しました。

だけど外見は人間だから、なかなか人って大変だよな‥‥‥‥‥と考えていました。




当時はあまり考えていなかったのですが、後になって確かに変なモノというか、得体の知れないモノに好かれるのに気がついた。そしてまた、そういった類いの方がやり易いんですよね。

 

Kさんに私は、道なき道を行くと言われたのを思い出した。





誰も歩まない道を、わざわざ選んで行くんだとか‥‥‥‥‥‥‥。




なんだかちょっと、分かった気がします。

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