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決まった時間にテレビを見る

決まった時間にテレビを見ている、フリーライターのaoikaraです。

ドラマやバラエティはもっぱらTVerを活用しているのだけど、最近はテレビをつけてリアルタイムでも放送を見ている。「テレビを見よう」と思って見ているのではなく、犬にエサを食べさせるのに流しておいて、ラジオ感覚で流し見、流し聞きをしている。用意から片付けまで1時間半はかかるから、テレビをお供にしたい。

もうすっかり、「テレビを見よう」と思って、リアルタイムで見る機会は少なくなった。その時間にテレビを見るために全ての予定を終わらせる、というハードルがあまりにも高い。日常でやるべきことが多すぎる。自分の空いた時間に見る、というほうが効率がいい。配信サービスも充実している。ありがたい時代だ。


犬は年を取り、一度に食べる量が減っているため、一日に4回の食事がある。そのうち、1回から2回は母にまかせている。2回から3回は私も一緒におこなう。仕事があるので、全部は付きっきりにはできないので、ありがたい。

朝はニュース番組を流している。ウェブでニュースを見るときは、自分にとって関心のある物事ばかり選んでいる。だから、テレビでニュースを見ると、全然知らない物事を知ることができて面白い。能動的だけじゃない、受動的にも情報を得た方が多様なのかもしれはい。

最近は、釧路でとれたというキラキラ輝く昆布の映像を1日に3回くらい見た。北海道のローカルで流し、全国でも流れ、という朝の映像を夕方にも見た。どっさり、という表現が当てはまるほど。この時期にとれるんだなと知らないことを知る。


犬にエサをあげるのはだいたい決まった時間だから、だいたい決まった番組が放送されている。BSやNHKばかり見ている。BSの番組は面白い。NHKはEテレも面白い。

だいたいどの曜日に何を見るのかをほぼ決まってきている。基本はザッピングなんだけど、手を止める番組が固定されてくる。今日は料理番組、紀行番組、ハンドメイド、ドキュメンタリー…とラインナップが充実している。たまにクイズ番組を見て、私と母で答えを言い合ったりもする。

犬は視覚も聴覚も衰えてきているけれど、なぜか「SONGS」の山崎育三郎さん特集はじっと見ていたし、聴いていた。そちら側を向いていただけなのかもしれないのだけど、美声に聞き惚れていたのかもしれない。


子どもの頃はテレビを見る時間が制限されていたので(ルールを決めた母本人はルールを覚えていないというから恐ろしい)、人生で一番くらいにテレビをリアルタイムで見ているかもしれない。

正座をして(内面)、食いつくように(比喩)見ていないので、制作をしている人にとってはあまり良い姿勢の視聴者ではないかもしれないけど、面白いテレビ番組ってまだまだたくさんある。


さて、今日は何を見るか、明日は何を見るか。お茶の間で楽しむことにする。

2023年6月24日(土)

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