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資格もスキルもない保育士はこうやって起業したよ



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個人で仕事がしたい
フリーランスという働き方が理想

でも、

自分には資格やスキルがない


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私自身がそうでした。

資格もスキルもなにもなかった。
たいしたお金も太い人脈も。


だけど起業できちゃいました。
というか、しちゃいました。



それができたのは、
私が自分自身の経験を商品にしたからなんです。




自分自身の経験って??




自分自身の経験というのは、
今まで苦労して乗り越えてきたことや
長い時間をかけて学んだこと。
その中で考えたことや得た知見。


これらは私たちのかけがえのない財産(経験)なんです。


そこには価値があって、
「そのことについて教えてほしい」
と思ってくれる人がいるんだよね。



私を例にして具体的に話すと…


私は保育士をしていたのですが、ガリガリ働きすぎて自分を見失い仕事をやめました。保育士なのに、子どものことも自分のことも大嫌いになっちゃって。

社会に適応できない自分が情けなくてどうしようもなかった。

だけど起業という選択肢が私を助けてくれたんです。今はゆるっと自分のペースでお仕事をしています。


・・・といった、自分の経験を
こうしてnoteやラジオで話しています。


自分の経験してきたことなどを
ありのまま書いたり話したりしているんです。


そこから、私の発信を見た方がお問合わせを下さる。


そういった流れで
お仕事を作っています。



私のところには、
「保育士としてスキルアップしたいんです!」
「保育士としてバリバリ働きたいんです!」
という方は来られません。


なぜかというと、
私がそういう発信をしていないから。


私はそういう経験をしておらず、
”バリバリ保育士”の発信ができないんです。


逆に、こういった方がご連絡をくださります。


「保育士を続けるか迷ってて…」
「保育士として燃え尽きてしまいました…」
「フリーランスに興味があるんです…」
「私にも起業できますか?」


私が自分の経験したことを発信しているので、過去の私が悩んでいたことと似た悩みを持っている方が来られます。


まったく同じ状況という方はもちろんいないけれど、よく似た悩みの方です。


私の商品は、

・保育士としてうまくやれなかったこと
・それをどう乗り越えてきたか

というこのあたりの経験から作られています。



私自身もまだまだ駆け出しなので
確立されてない部分はもちろんあるんだけどね!


自分自身の経験には価値がないんじゃないか?



ここまでをあなた自身に置き換えて読んでくださった時に、「自分の経験には価値がないんじゃないか?」と思っていないかな、って。

ひとつ覚えていてほしいのは、「その価値はあなたが決めなくてもいい」ということ。


例えばあなたが発信活動をするなら、

その発信を見てくださる方
問い合わせてくださる方
契約してくださる方に
その価値は決めてもらえば大丈夫なのです!


自分の経験に価値が「ある?」「ない?」ということは、今は考えなくても大丈夫!



私のケース




いま私は「子どもと関わる仕事をしている方orしていた方」に向けて、お仕事をさせていただいています。


だけど起業当初は「保育士」という仕事自体に嫌悪感を抱いていて。


保育士をすることで自分を潰してしまっていたので、自分が保育士だった事実を受け入れられなくて、その経験を売り出すことはあまりいい心地がしていませんでした。


ビジネス用にnoteを書き始めた時は「保育士」や「子ども」というワードを打ち込むだけで気持ち悪くなっちゃって、震えたりしていました。


だから、他の経験を売り出そうとしたんです。

恋愛系のコンサルタントになろうとして
何十記事かnoteを書いてみたり、

音楽系の先生になろうとして
電子ピアノで発信にのせる録音を
撮ったりしてました。


まわりまわって、
結局私は保育士をしてきちゃったから!
保育士の経験がどうしようもなくあるから!

「もうその経験を売るしかない!」と覚悟を決めました。


この話からお分かりいただける通り、私自身も自分の保育士の経験は価値があると思えていなかったんです。


とはいえ、過去の自分が乗り越えてきたことや自分が欲しかった情報を積極的に発信するようにしていたから、

きっとこの世界のどこかには同じような感覚の先生はいるだろうし、同じ思いをした先生はいるはずで。


だからきっと価値はあるのだろうけれど、「100%自分の経験に価値があるか?」と問われると、それは腹落ちはできていなかったように思います。



”乗り越えてきたことに価値がある”
”苦労してきた経験は商品になる”



その理屈はわかるけれど、「私の経験なんて・・・」と思っていました。



自分には自分の価値はわからない



以前クライアントさんが
「私にも河北さんみたいな仕事ってできますか?」と聞いてくださりました。


自分の経験をお仕事にできますか?ということです。


「もちろん!!!」と鼻息荒めにお返事したのですが、その次に出てきたクライアントさんの言葉にびっくりしたんですよね。


「でも私には河北さんみたいな保育士の経験はなくて・・・」と。


「ちょ、まって!!!!」


と思いました。


クライアントさんにとっては、河北の保育士の経験は価値があるように見えている。そしてそういう価値ある経験が自分にはないのだと。



クライアントさんにとっても、
あなたにとっても、
私にとっても、



自分の経験って、自分にとっては普通のこと。
そう思っちゃうのはある意味あたりまえ。


私もクライアントさんの言葉を聞いて、自分の経験の価値をもう一段階深く腹落ちさせることができた。


そして私からみると、そのクライアントさんは私には羨ましくなるようなキランキランに光るダイヤモンドの原石のような人生経験をいっぱい持っている。


なにが言いたいかというと、
自分には自分の価値はわかりにくいということ。



繰り返しになるけれど、
価値があるか、ないかの判断は
自分でしなくて大丈夫だよ!!



こういった経験も価値だよ



例えばあなたが保育士や教員さんだとすると
子どもの専門性を学んできたはずだから、
子育て世代のパパ・ママなどに向けて
商品を作ることもできる。


私みたいに、保育士うまくいかなかった!
という経験を商品にすることもできる。



はたまた、
保育士・教員というカードは使いたくない、
または
使えるほどではないかもしれない、
と感じることもあると思う。


それはそれで、もちろんよくて。


保育士をしていることも
教員をしていたことも

結局私たちの一要素なだけだから。


例えば、

・ぽっちゃりだったけれど
体質改善をして健康的に痩せた

・パートナーシップに悩んでいたけれど
コミュニケーションを学んで良好になった


保育士や教員とは関係ないけれど、
こういったものも経験のひとつだよね!


最後に


「自分の経験なんて・・・」
「ありきたりだよな・・・」


って思っちゃうことがあっても
それを判断するのはあなたじゃないからね。

それを覚えていてください。



そして最後に私から。

やっぱりあなたの経験は
とんでもない価値があるよ!!!!!



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◾️河北あおい

元保育士のキャリアコーチ。

子どもと関わる仕事をしている方・していた方の、仕事にまつわる悩みやセカンドキャリアについて一緒に考えています。

モットーは「自分を犠牲にしない働き方を」。

保育士として人生捧げる→働きすぎて限界→『保育士資格だけ』を握りしめ、裸足のままフリーランスの道へ

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