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ジブチの同期が見るエチオピア

ジブチから看護師の同期が、私を訪ねてディレダワまで来てくれた。

ディレダワ遠いしお金かかるのに、来てくれた有り難みが強い。多分近くにある世界遺産のついでなんだけど、そこは気にしない。

NTC(二本松訓練所)の時から驚きのリアクションが大きかった彼女。エチオピア初日にも関わらず既にいくつか驚いていて、それが新鮮だったので紹介。

緑がたくさんあるんですね~

着いた時に驚かれたのだが、え、緑…?

んー、みどり…?

私はエチオピアに来たときに「茶色いなー」と思って来た人間なので、感想が全然違う。感性が違うのか、ジブチが更に茶色いのか。明日同期にジブチの写真あるか聞いてみよう。

え、これで明るさMaxですか!?

ホテルの部屋の照明を見て。私が「これがデフォ(ルト)ですね。笑」と言わなければ、フロントに言いにいくところだったらしい。

エチオピアの家は暗い。職場も暗い。もれなくホテルの部屋も暗い。電気の光も太陽光もどうやらあまり好きではないらしい。配属先で私の隣のおっちゃんなんかは、暗すぎて手元をケータイのライトで照らしながら帳簿をつけている。それでも電気は点けない。点けたらいいのに。

ジブチは家の明かりが明るいんだそう。いいなぁ。

え!?ATMですか!?

どうやってお金をおろすかという話になって、「そこのATMでおろすんで…」と言ったら返ってきて「私なんか間違ったこと言った!?」とビクッとした。同期の任地にはATMがなくお金をおろすのに首都に行かねばならないらしい。なお首都までは片道5時間かかるとか…。

ついいつも世界最貧国の肩書き付きでエチオピアを見てしまうのだが、結構進んでる部分もあったんだろうか。なおこのATM、時々隊員のカードを飲み込んで出してこない(進んでるのか?)。


先輩隊員たちが何度も言っている、書いている「中からだけでは分からない任国の良さ・姿がある」って多分こういうこと。

明日は一緒に世界遺産:ハラールを観に行ってくる予定。往復3時間くらい車なので色々深掘りして聞いておこう。

なお私の印象に一番残ったジブチ話はこちら。

首都の水道水が塩水

…パスタ作るには良さそう。

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