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【SNS運用×ライター】ゼロイチ採用広報の10を綴ってみた

こんにちは!株式会社TAPP採用広報の田中です。これまで執筆していたnoteは会社の公式アカウントに切り替えまして、いよいよ私個人のnoteを開設いたしました。

2019年の1度目の育休復帰から人事部に配属されて今や『うちの広報と言えば葵さん』と社内で浸透してきたのですが、ここに辿り着くまでには道のりがありました。

今回の記事では

・採用広報をこれから強化していきたい
・任されたはいいものの何を始めたらいいのか分からない

こんな方のお役に立てたら嬉しいです。

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採用広報はどのようにして始まった?

実は始めた当時会社には ”採用広報” という概念が全く無かったんです。育休復帰時に人事に配属された当時が中途や新卒共に採用媒体の幅を広げているときで、会社ページの立ち上げや求人広告の作成を一気に10個くらいスタートさせたのが広報と出会うキッカケとなりました!運用していた中の1つがWantedlyでここから記事を通して求職者に発信していく『採用広報』というものが私の中でどんどん大きくなります。終いには ”採用広報” を自分で名乗りだし(笑)広報を勝手に勉強していくうちに沼にハマりました。昨年末に始めたTwitterアカウントは4000人以上の方にフォロー頂くことができ、今では生活の一部となっています。

現在のママ広報としての働き方

現在はフレックスタイム制、リモートワークをふんだんに活用してフルタイムで働いてます。子供の送り迎えに時間を合わせて8時~17時といった感じです!特に会社から ”フルタイムで働いてね!” と言われたことは無いのですが、数年前に時短勤務で働いてたときは1日5時間半ほどで正直貢献度をあまり感じられてなかったのもあって・・(価値観は人それぞれですが。)自分で選んで今のスタイルとなりました。
人事業務や執筆作業など優先順位をつけながらフルコミットできる環境は自分的にも仕事の幅が広がって嬉しいポイントです。

私のモチベーションの原動力とは

誰かの声に尽きるのかなと思っています。現在SNS運用は毎日、記事のリリースは週1を目標に取り組んでいますが体外的に発信するほか社内でも共有していくことで『今週の記事きた~!!』と楽しみにしてくれるメンバーがいたり、選考者が書いた記事を全部遡って見てくれてた話を耳にすると非常に嬉しいです!面接中に役員が『何か質問ありますか?』という投げかけに対して『田中さんの記事を全部見たので、何もありません!』と答えてくださる選考者も。(笑) 最近は、社員インタビューをしたメンバーの家族が記事を見て喜んでくれた話もあって。発信を届ける先はたくさんあるなあと思っています。

採用広報とコーポレート広報の違い

私もまだまだひよっこで細かい部分は良く分かってないですが(あれ笑)、コーポレート広報は会社そのもののブランディングを形成して対外的に発信していくことで認知度を上げたり ”こういう会社なんだ!”というものを社会に浸透させていくものかなと思ってます。全ての広報の土台ですよね。
一方で採用広報は、その企業が掲げたvalueや理念を人事の目線で求職者に発信していくことかなと。社員インタビューの記事やSNSでの発信を通して社内の雰囲気を伝えることで、弊社で働くイメージを持ってもらうというところだと思っています。

連載できるコンテンツを3つくらい企画すると統一感もあり続けやすい!

採用広報としてまず初めにやったこと

Wantedlyストーリーでの発信が1番最初でした。中でも1番最初にリリースした記事は、TAPPのVision・Mission・Valueを掘り下げたものです。もちろんコーポレートサイトを見れば書いてないこともないですが、HPだけでは到底伝えきれない想いがあると思うんですよね。これは企業の大小関係なしに皆ができる部分だと思っています。経営陣もしくは会社説明会などで登壇する機会の多い人事担当からお話しを聞きつつ、自身の言葉に落とし込んで掘り下げることをおすすめします!

Z世代の採用トレンドって何だろう?

現在キャリア10年目の私が就活していたときよりも、確実にSNSでの情報収集は増えていると思います。学生さんも”この企業のこの倍率を勝ちとる・・!” という就活より ”みんなで一緒に頑張る” という流れが主流になっていて、今や説明会資料を共有しあうなんて話も耳にしたことがあります。企業の認知を広げていくには動画やSNSを通して就活生や求職者の目に留まることが重要ポイントですよね。

採用広報で大事にしているポイント

採用広報って何らかの職種と兼業しているケースも多いのではないでしょうか?私自身は、採用業務や社内広報も一緒に担当しています。そんな中、こだたっているのはとにかく『止めないこと』です。特にSNS運用は、インプレッションや中長期的な構築が大事なので勇気を出して今すぐ始めてやりきってみるが吉だと考えてます!情報収集に時間をかけるよりもやりながら周りの反応を見たり数値を気にしながら自社に合うコンテンツに修正していくことが1番かなと。そして就活生、求職者、お客様、取引先の方、全ての方に伝わる言葉、全ての方を不快にさせないように発信するということを心掛けています!

採用ブランディングで強めな訴求もしています

記事を更新し続ける継続術

ベンチャーあるあるかもしれませんが、会社にフォーカスしたトピックだけでやろうとすると結構しんどいと思うんですよね。『会社としてまだそんなにたくさんリリースできることはないよ!』という悩みを抱える方も良くお見受けします。なのでまずは ”人” にフォーカスするのが1番!メンバーや役員にも感情やその時その瞬間の想い、モチベーション、成功体験、失敗したこと、成長した瞬間、色んな人生のストーリーがあると思うので人によっては何章でも書けるなと思ってます!そして常日ごろ会社の取組みやビジョン、他部署の実績などにもアンテナを張って些細なことでも『それ記事に書かせてください』を増やす。
企画が思い付いたらタイトルに下書きメモしてそこから時期が来たら広げていく。リリース見込みのようなストックがたくさんあります。

採用広報のKPIはどこに置いている?

私はざっくりエントリー数とそこに至るまでのPV数を気にしてます!日々1人で手をガシガシ動かしてると数字をしっかり追っていくのは難しいですが、選考者のステップとして企業に応募するまでに認知→興味→検討があってエントリーだと思うのでそこまでにおける情報の公開は1番強化しています。求人広告などは、日々UPしていけるようなものはタイトルや画像、文言を変えてみたりABテストしながら。専門的な職種に関しては、極力その部署で働くメンバーに話を聞いて刺さる文言の抽出や入れるべきでない表現の精査なども行い魅力付けだけでなく入社後のミスマッチを無くすような働きもしています。

私自身の採用広報の最終的なゴールは

社員インタビューにフォーカスすると、私は自分の広報活動を通してメンバー1人1人が影響力を持つことがゴール。動画や文字におこすことで素敵なメンバーの魅力を最大限引き出し『誰かに憧れるビジネスパーソン』にしたいという思いがあります。求職者が見たときに”この人と一緒に働きたい!”であったり、お客様が見たときに”この人なら安心して契約できる”であったり。先ほどエントリーをKPIにという話をしましたが、採用広報の仕事自体はもっと幅広くていいのかなと思ってます。エントリーから選考中にグリップできるようなSNS発信や働くイメージが更に沸くようなコンテンツ企画、さらには内定~定着までエンゲージメントを上げていけるような社内広報も今一環して行ってます。

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次回は社内広報における社内報制作Instagram運用Twitter運用、広報活動する上でのコミュニケーションについてもゆるゆるとまとめていけたらと思っています。

◆記事化するキッカケをくれたハナスイラジオ

◆TAPP Wantedlyストーリー

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