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こんにちは。aoと申します。 本を読むことが好きで、読んでいた時のことを書き留めておこ…

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こんにちは。aoと申します。 本を読むことが好きで、読んでいた時のことを書き留めておこうと思い、noteを始めました。 それが誰かの「読んでみたい」につながればいいなとも少しだけ思ってます。

最近の記事

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

こんにちは。aoです。 今回読んだのは、 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 で著者は米原 万里です。 この本は米原さんの体験を書き綴ったエッセイとなっています。 幼少期にプラハのソビエト学校時代の3人の親友とのエピソード、また30年後、連絡も取ることもなくなってしまった3人に再び再会するまでの一連の体験を米原さんの独特な言い回しで読むことができます。 米原さんの本を読むのは初めてで、私にとっては衝撃的な1冊となりました。 というのも、70年〜80年代の東欧に対して、自

    • ノウイットオール あなただけが知っている

      こんにちは。aoです。 今回読んだのは、 「ノウイットオール あなただけが知っている」 で著者は森 バジルさんです。 5つの異なるジャンルの物語から構成される小説です。 推理/青春/科学/幻想/恋愛の5ジャンルです。 個人的には青春が一番好きでした。 早速私の感想です。(多少ネタバレあります。) 実はこの5つの物語は個別ではなく、同じ街で起こっている物語でした。前情報なしに読んでいた私は、2つ目の物語の途中で、1つ目の物語の登場人物が出てきて、そのことに気が付きました。

      • 俺たちの箱根駅伝(上・下)

        こんにちは。aoです。 今回読んだのは、 「俺たちの箱根駅伝」 で著者は池井戸 潤さんです。 本作は上下巻で構成されております。 駅伝において古豪の大学にいる4年生の主人公・青葉隼斗を中心に、箱根駅伝を目指し苦悩する様々な物語が描かれています。 選手視点だけでなく、放送する側からの視点も併せて描かれています。 何かに挑戦し成長する物語を読みたい人におすすめです。上下巻あるので、少し話は長いですが、それを感じることなく最後まで読める面白い本でした。 ここからは私の感想で

        • 演じろ、櫛田

          こんにちは。aoです。 今回読んだのは小説新潮2024年6月号に掲載されている、 「演じろ、櫛田」 で著者は森バジルさんです。 就活生である主人公の櫛田が、面接中に偶然出会った金髪女子に「女優になれ」と迫られて、演劇をはじめて成長していくお話です。 短い小説ですので、30分~1時間程度あれば読み終わると思います。 この小説は「勇気がもらえる小説を読みたい人」におすすめしたいです。 ここからは、私の感想です。(若干ネタバレあり) 主人公櫛田は基本的には一般的な女性なのです

        嘘つきアーニャの真っ赤な真実

          成瀬は信じた道をいく

          こんにちは。aoです。 今回紹介するのは「成瀬は信じた道をいく」 著者は宮島未奈さんです。 2024年本屋大賞受賞作「成瀬は天下を取りにいく」の続編となります。 前作と同様に、「何かやりたいとは思っているけど、、、」「変わらぬ毎日が退屈だな。」と感じる人に、ぜひおすすめしたい本だなと思いました。 成瀬は自分がやると決めたことに対して、徹底的に行動していきます。その姿はどこか狂気的に感じる面もありつつ、憧れるような気持ちになります。そして、気が付いたら、自分も成瀬のように

          成瀬は信じた道をいく

          成瀬は天下を取りにいく

          はじめまして、aoです。 最近本を読むことが増えてきたので、おすすめの本の紹介と記録をかねてnoteを書いてます。 これを読んで、誰かの本を読むきっかけになればいいなとも、ほんの少しだけ思ってます! 今回は2024年の本屋大賞を受賞した話題作「成瀬は天下を取りにいく」です。著者は宮島未奈さんです。 私にとっては「自分のやりたいことをどんどんやれ」「もっと自分から挑戦しろ」と思わせてくれる本でした。 主人公の成瀬が圧倒的行動力で進んでいく姿がとても印象的で、途中から成瀬の

          成瀬は天下を取りにいく