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デジタルマーケティングでの小さな成功体験|伴野翔平

こんにちは。AOBEATの伴野です。
最近では、弊社事業であるECサイトへの流入を増やすためにWEBサイト改修やデジタル広告に取り組んでおります。
今回は、デジタルマーケティングの面白さ面白いと思うようになったきっかけをご紹介します。

デジタルマーケティングの面白さ

マス広告との大きな違いとして、デジタル広告では、どのくらいのユーザーの目に触れて、何回クリックされて、サイト着地後に目的(予約や購入)を達成したか、を数値で計測することができます。
良い結果を出すためには、着地ページ、広告媒体、広告クリエイティブなど、無限とも言える組み合わせの中から、勝ちパターンをみつける、必要があります。
デジタル広告の面白いところでもあり、大変なところかも知れません。とりあえず出稿して終わりだったマス広告と違い、デジタル広告は結果が数字で現れる分、常に改善が求められるためです。

一方で、こうすれば上手くいくんじゃないか?と仮説を立て、検証し、それがうまくハマり、勝ちパターンを見つけた時はとても嬉しいです。(まだ、あまり経験ないですが・・・)

小さな成功体験

私が、デジタルマーケティングが面白い、と思うようになった小さな成功体験をご紹介します。

3年前、子供向けの1泊2日のツアーを企画したことがありました。
外部パートナーに恵まれ、とても良い企画内容となりましたが、当時、事業を立ち上げたばかりで、WEBサイトも無ければ、大きい予算もかけられない、という状況の中で、集客をしなければなりませんでした。ちなみに、子ども1人30,000円以上する高単価商品です・・・
実はこのツアーを企画する前にも、子供向けツアーの企画募集をしましたが、1人も集客することができず、周囲からは怒られ(笑)、とても悔しい思いをしており、今度こそは、という思いでスタートしました。

まず、デジタルマーケティングに関する本を読むところから始めました。
そこで、WEBサイトに分析ツールをいれれば、広告パフォーマンスを計測できることを知り、簡素なLPを用意しました。
前回ツアーでは、チラシを配布して、電話やFAXで申込みを受け付けるという、かなりアナログなやり方でした笑

次に、どの施策が機能するか分からない状況でしたので、関係者のSNSを通じて発信したり、チラシを配布したり、予算がない中でもできることに取り組んでいきました。
チラシについては、私立小学校や子供向けの施設、マンションへのポスティングなど、様々なところへ配布し、それぞれURLのパラメータを加工して、どこから流入しているか計測できるようにしました。

プロモーションを始めてから数日で、なんと、数件予約が入りました。
ただ、ツアーですので、一定数集める必要があります。

毎日Googleアナリティクスを眺めていた私は、その数件の予約が私立小学校へ配布したチラシからの流入であることに気づき、翌日マンションへのポスティング予定でしたが、急遽キャンセルし、メンバーを集め緊急会議を開きました。(ポスティングをやめたので、周囲からは冗談で逃げた、など言われましたが、「うるせー」と思ってました笑)

計測結果をメンバーに共有し、似たようなパターンの施策がないかアイデアを出し合ったところ、当時のメンバー(現AOBEAT代表の辻)から公立小学校へ乗り込んで、チラシを配布させてもらおうと提案を受け、その日の内に、学校にチラシを持っていきました。断られると思い込んでいましたが、案外、配布してくれる小学校もあり、結果、公立小学校経由で配布したチラシからも予約が入るようになりました!
トータルの集客人数自体は多くはなかったですが、無事ツアーを開催することができました。

上記の出来事が、私にとって、初めてのデジタルマーケティングにおける小さな成功体験だったと思います。
今後も「こうすればもっと良くなるんじゃないか?」と仮説を持ち続け、検証し、勝ちパターンをみつけることにチャレンジしていきたいと思います。