積読で心潤う
本屋大賞が発表され、気になる本がちらほら。
さらに近くのショッピングモールでセールがやっていて、本も安く買うことができる。
「本屋に行きたい」
でも、なかなかセールの期間に行けそうになかった。
今日は唯一行けそうだったが、朝から雨。
車で行くことも可能だが、ショッピングモールの駐車場って時間がかかる。
お散歩がてら行けないのなら諦めよう。そう思っていた。
だがしかし、昼過ぎに娘にミルクをあげていると窓から光が差し込んでいる。
雨があがっている…!!アレクサによると、今後雨が降る確率は低いらしい…!!
これは本屋に行けるのではないか…!!
でもよく考えると今日は午前中も用があって外出したのだ。
娘も疲れているだろう。午後はゆっくりお家で過ごした方がいい。散歩は近所にしておこう。
と、冷静に判断しようとしたのだが、窓から降り注ぐ光がとても優しくて、まるで「行っておいで」と言われているようだった。
その光を見ていたら気持ちが前向きになり、よし行こう!!と気合が入った。
娘の眠くなる時間、離乳食の時間、就寝までのスケジュールを考えるともたもたしている暇は無い。
運良く午前中に外出していたから、化粧をしている!娘のお出かけセットも整っている!
よし行こう!!娘を抱き上げ、いざ玄関へ。
畳んでない洗濯物…まだ洗っていないお風呂…目に入るものは山ほどあるが、後でいい!という気持ちで本屋へ向かった。
お目当ての本だけでなく、好きな作家さんの新しい本も出ていたので、勢いで合計3冊も買ってしまった。
積読がまた増えてしまった。でも心は晴れやかで潤った。
また育児と家事を頑張れる。これでいいのだ。
本屋で本を見ていたら、ベビーカーの娘がにこにこ話しかけてきた。(まだ言葉は話せないが、声を出したということ)
お店などではいつも静かだから珍しい。
わたしは思わず笑顔になった。そして娘に対して思った。
「わかる?お母さん今楽しい!!」
帰り道、なんだか娘も手をブンブン振ってベビーカーでご機嫌。
わたしも3冊の本をベビーカーにぶら下げてご機嫌。
母が笑顔でいるということは、本当に大切なんだなあと思いましたとさ。
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