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待ち合い室で足を前に出して座る人のような強さはいらない


昨日のこと。


病院に行って月に一回やっている聴力検査をした。呼ばれるまで読書をしようとカバンの中には『灯台守の話』を忍ばせていたのだけれど、珍しく早く呼ばれたので読む暇がなかった。

 だいぶ良くなったと思っていた聴力は再び元の数値に逆戻りし、安定になーんか聴こえづらい、を地で続けているわけなのだけど、いずれ回復すると信じて、あまり深く考えないようにした。

 主治医の先生は今日もよく話をしてくれて、まったく医療に関係のない話しかしないのだけれど、私が昨日、ピスタチオカラーのカーディガンを着ていったら、そういったくすんだ色のことをカタカナでなんと言うんだっけ、という話になり、ダスティカラーですか、とか、くすんだ色を?カタカナで?しかも昔から言う言葉で?なんだそれは、とナースと一緒にうんうん悩んだけれど、結局それは思い出されることはなく、その間にも話はあっちに飛びこっちに飛びして、色んな話をしたのだけれど、最後はちゃんと薬も処方して貰っておわった。おかけで病院を出る時にはくすんだ色のカタカナ表記でなんというのかという謎がぐるぐるして、でも結局思いつかないままだった。

 次の検診はクリスマス・イブになった。その頃にはこの話題は忘れているだろう。

 そのままの足で少しだけブックオフに行き、でも本棚の大幅入れ替え、というかむしろ店内の模様替えをしたらしく、ゆっくり本を見ることが出来なかったのでそうそうに退店することにした。でも、推しのグッズが並んでいたところは無事だったので、人生で初めて推しのフィギュアを買った。具現化された2次元の(密かな)推しをこれからは自宅で眺めることになる。嬉しいだか恥ずかしいだか。大切にしよう……。


帰宅後少し体調が乱れたのでゆっくりすごした。陽射しがあたたかく、寒さをあまり感じない室内で🐈‍⬛と一緒に日向ぼっこをした。


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 生活感溢れすぎている実家である。でも気に入っている場所でもある。

 🐈‍⬛はいつもこの窓辺で外を眺め、太陽を浴びている。艶のある黒毛は太陽をよく吸収して、暑くないのかと聞いてしまうほど。可愛いやつ。

 そうそう、この写真を撮った時はまだ、カメラは無事だったのだけど、ちょっと別室で撮ろうと部屋を移動し、再びカメラを起動すると、突然レンズが不必要にウィンウィンうごいて、画面は真っ暗のまま、なにも撮れなくなってしまったのだった。付け替えた望遠レンズだと問題ないので、本体ではなく単焦点レンズのみ調子が悪くなってしまったのだ。そんなことってありますか。今の今まで撮ってたというのに。はーーあ。

そのうちレンズを買いに行こう。


 昨日は読書おやすみしていた。今日は少しでも読みたい。

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