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サンタクロースが死ぬ世界


 今日もまたいちだんと寒いと思っていたら、北海道の方がどこかそこらへん、雪が降っている映像が流れていた。外の空気も冬だった。

 昨日に比べて心が軽く、それと同時に月のものもやってきたようだった。わかりやすく不調をきたしていた原因のひとつが解決された。まだすべてが回復した訳では無いのだけど、燻りをひとつずつ解消していくためにも、思いついたことをやっていた。スチール缶を真上から見て描いてみたら、あの光沢とかバランスが難しくてそうそうに諦めた。いや、ほんま難しい。最近何も描いていなかったので、描けなくて当たり前である。

そうして午前中は氷室冴子さんのエッセイ『いっぱしの女』を走り読みして、午後からは思い切って物書きになってみた。書いてみたいテーマとキャラクターがすでにあったので、黙々と書き続けていたが、仕上がりはどうであれ出し切るとスッキリした感じ。掌編程度になった。書くことはやはりたのしいな。打ったそばから頭の中の言葉が消えていく呪いにはかかっているものの、やりたいようにやっていくことにする。

気がつくと夕方になっていて、頭に浮かんでいるものはノートに書き込むことにした。言葉は生き物だと思う時がある。魚のように自由に泳ぎ回り、捕らえようとするとするりと抜けていく。たしかにそこで泳いでいるのが見えるのに、釣り上げたら透明になっている。不思議。


そうして夜、コロコロとお掃除ローラーを



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