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私たち50代の、30年後の「近未来」


私たちは高齢者を「年寄り」とひとくくりにしがち(失礼!)。
実際は当然ながら千差万別です。
これからさらに「個」の時代は進み
多様化していくでしょう。

今日は、私たち50代が80代になったら?
を想像してみたいと思います。


今の80代の趣向


時代背景、社会背景
それと趣向は関係しますよね?

まず今の80代、私たちの親世代について考えてみましょう。

私が実家に帰って気づくのは、
テレビずーーーっとついていて、しかもNHK。
昼間の時間帯など、
「私が実家にいた頃からやってるんじゃない?」
という番組がまだあったりして、びっくりします。
NHKの受信料、間違いなく元取ってます(笑)。
うちだけ??

私の母は、演歌が好きです。
NHKでは演歌を放映しているんですね。
田舎の高齢者は演歌好き、はありますよね?
東京の80代は演歌を聴かないのかしら?

でも、皆さん石原裕次郎とか美空ひばりは
きっと好きなんじゃないかしら?

昔は、みんながテレビを見ていたので、
ヒットも大きかったですよね。

世代でトレンドがあり、
共通意識も持ちやすかったと思います。


高齢者は何が欲しいのか?


以前シニアマーケットについて調べたことがありました。

日本で一番お金を持っている層がシニアです。
なのに、シニア向けマーケットがうまく捉えられていない。

それは、シニアを急に「ひとくくり」にしてしまうから
という話がありました。

実際はシニアこそ
今まで生きてきた上での今」だから、
趣向や属性は非常に細分化している、と。

例えば住宅の場合
初めて家を買う層を「一次取得者」と言います。
基本は30代夫婦と子供二人の4人家族を想定します。
しかし、さらに年収やエリアによる属性は細かく設定します。

何でも商品というのは、そうですよね。
同じ30代夫婦の4人家族でも、いろいろな趣向の人がいますから。


こんな年寄り臭いものはいらない!


ではなぜシニアに関しては、上手くいかないか?

私は、商品を考える人が、
「歳を取ることを経験していない
からでは?と思うのです。
80代のマーケッターとかが現れると良いのですが。

多くはもっと若い方が商品企画をします。
「80代が、何が楽しくて何が欲しいのか。」
わからないんですね。。
私もわかりません(笑)

でも自分が年を取ったら。
若い人が
「80代ってきっとこう」
と作った商品を見て、
こんな年寄り臭いものはいらない!
と言ってそうです(笑)

そこで、自分が80代になった「近未来」を
考えてみたいと思います。


30年後をイメージしてみよう


まず、30年後に
どうしていたいか?
をイメージしてみましょう。
私は仕事(に近い事)をギリギリまでやっていたいです。

今まで、お客さんや知り合い
たくさん見てきました。
ずっと仕事をしている人は、
やっぱり目の輝きが違うから

体力も維持するように努めるし、頭もフル回転です。
私も、死ぬまで挑戦し続けたい!
面倒な年寄りですね(-_-;)

とはいえ「平均要介護期間5年」の想定はしておきます。
在宅介護を受けようと思ったら、
どこまでサポートがあるのか?
自費で賄う必要がどれくらいあるのか?
施設に入るとしたら、
いくらお金が掛かるか?
どんなところにどんなものがあるのか?

志は高くもちたい!
一方で、現実も見る必要がありますからね(笑)


30年後の生活


自分が80代になったときを、想像してみましょう。

買う服
行く店
見るもの
(テレビとか映画とかネトフリとかYouTubeとか)
聞くもの

どうでしょう?

多分巣鴨には行かないかなー、、
いや、今もたまに巣鴨に行きます、ランで。
でも巣鴨で売ってる服は買わないかな、、

見るもの、聞くもの、情報入手の方法
そうとう細分化していますよね。
みんな違う。

50代はぎりぎりITへの親和性は高い世代です。
動けなくなってからの生活は、
今の80代よりはだいぶ楽ですよね。

自分が意志を示せなくなったら。
私は、耳にイヤホンを突っ込んでもらって、
朗読アプリを聞く。
スポティファイで好きな音楽を聞く。
(朗読アプリも音楽配信も違うものが出ているんでしょうけど。)

意志が示せなくなっても、
気に入らない音楽を聞かせられたらイヤですよね。
気に入らない服を着せられたらイヤですよね。

皆さんも、きっとそうではないでしょうか?


一律のサービスはどうなるのか?


昔「老人クラブ」ってありましたよね。

よく、高齢者の「孤立」が取りざたされますが、
仮に老人クラブ的なものがあったとしたら行くか?

実家の方ではこういった類のものは、今も機能しています。
親が一人暮らしをしている身としては、大変助かっています。

でも、自分が、、と想像した時。
「近くに住んでいる」というくくりで、
同じことができるかしら?と思います。

これは今の「デイサービス」のプログラムなんかもそうです。
折り紙とか、絶対にイヤですね(笑)

知り合いが、
「80代の父親が、デイサービスに行ってくれない。」
とボヤいていました。
でも、私もきっとイヤです。。

30年後、このような公共サービスを
私たちはありがたく受け取るでしょうか?
イメージしてみてください。

「そんなお仕着せは、きっとイヤだわ、、」と思うあなた

「こうありたい」を、今から自分で作っていくことが必要です。

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