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時間の使い方を見直してみる

もう年末ですね。
忙しいですか?

私も忙しいです。。
ノートを書く、仕事、家事、人とのおつきあい、ラン。
年末なので、掃除や片付けもしたい。。

「外せない」順に並べると、ランは最後になります。
絶対にやらなきゃいけないものではありませんからね。

ついつい「ランに行くの、今日は無理」となりがちです。
週に1回は半日の練習会、
あと2回は一回2時間の一人ランです。
着替えや出掛ける準備、ストレッチなど含めると3時間弱です。
これだけまとまった時間を取るのは、実際のところ大変です。

でも、、
そう言いながら、平気でスマホを2時間くらい見ていたりするな、と。
今日は、目に見えない「時間」というものの価値について
考えてみたいと思います。


ジャネーの法則


あなたは、この話を聞いたことがありますか?

〈ジャネーの法則〉
生涯のある時期における時間の心理的長さは、
年齢の逆数に比例(年齢に反比例)する。
50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当します。
つまり、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることとなります。
生きてきた年数によって一年の相対的な長さがどんどん小さくなることによって、時間が早く感じるというわけです。

https://tenki.jp/suppl/rsakai/2018/11/10/28569.html

時間に対する感覚は「その人の中での」相対的なもの。
その指標「その人の過去の時間」ということですね。
何となく納得します。


新たなことは時間を長く感じる


もう一つ、こんな側面もあると紹介されています。

人は経験のないことをやっているときは、それが強く意識に残り時間を長く感じます
反対に、慣れていると時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じます。

同上

ランニングをするときも、初めての道は長く感じます。
それと同じですね。

子どもの頃は初めて体験することばかりで、毎日が新鮮で新しい出会いや発見があります。しかし、大人になるにしたがって新しい経験をする機会が失われます
大人になると時間があっという間に過ぎ去ってしまったと感じるのは、日々の生活に新鮮味がなくなるからという考え方もあるようです。

同上

「歳を取ると一年が早い」と言いますよね。
これは必ずしも、「充実していた」ということではないんですね。
むしろ、新しいことをして「今年一年長かった!」と言いたいですね。


「費用対効果」を図る「時間」については?


スマホで、永遠に時間をつぶせるようになりました。
「時間をつぶしている」感覚があるなら、まだいいかも知れません。
あーこんなことに時間使っちゃった!
ということはありませんか?

無意識にスマホに時間を奪われていないか、
考えてみる必要がありそうです。

私の場合は、洋服のサイトを見てしまうこと。
ずっとやめていたのだけれど、最近寒くなってきて

セーターとか欲しいな
薄手のセーターしかないから厚手のものが良いな
手洗いできるものが良いな
アクリルは手洗いできるけど質感がね
ウールが良いけどドライクリーニングオンリーが多いな
ドライでも仕方ないか
でも手洗いできないと、着るハードルが高くなるのよね

なんて、延々見てしまう(-_-;)

少し前は、友人と
「全国旅行支援を利用して、どこかへ行こうか」
という話になり。

割引対象の旅行は?
ツアーかホテルのみか
温泉?観光?近くで泊まってみたいホテル?

結局、検討に疲れてやめました。。

この時間!!

また、先日ある会で知り合った人は「ポイ活」の話をしていました。

また、ネットで何か買う時に、
同じ商品でもどこで買うかで値段違いますよね。
その比較検討など、しますよね?

「費用対効果」を図る時間。
この「時間対効果」はどうなんでしょう?


時間どろぼう


ミヒャエルエンデ
「モモー時間どろぼうとぬすまれた時間を
人間に取り返してくれた女の子のふしぎな物語」

時間どろぼうは、人々を時間貯蓄銀行へ時間を貯蓄するようにだましていきます。
「例えばですよ、仕事はさっさとやって余計なことはすっかりやめちまうんですよ。床屋の仕事は一人のお客に1時間もかけないで15分で済ます。
年寄りのお母さんと過ごす時間は半分にする。
寝る前に15分もその日のことを考えるのはやめる。」
こうして人々は、季節の移り変わりも小鳥のさえずりさえも、家族が何を考えているのかも知ろうとしなくなりました。。

何でも便利になって、
時間ができるはずが、なぜか逆の結果に。
「無意識に」時間を奪われていないか
奪われた時間で何かを失っていないか

私たちは、そろそろ気づかないといけないのかもしれませんね。

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