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世界のほとんどを知らないことにかけては、20代も50代も同じ

今日は成人式ですね。
「若いって良いわね」と思いましたか?
それも幻想かもしれない。
そんな話を書いてみたいと思います。


新成人の変遷


今日は、「成人年齢18歳」になって初めての成人の日だそうです。

9日は成人年齢が18歳に引き下げられて初めてとなる成人の日です。

成人式を18歳で行うのか、20歳で行うのかの判断は、
各自治体に任されているようですね。

ことしの成人式についてNHKが調べたところ、18歳の新成人を対象に行うのは全国で3つの市と町にとどまり、ほとんどが従来どおり20歳を対象としていることがわかりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230109/k10013944551000.html

朝のワイドショーで、過去にさかのぼっての
成人式での風景が流れていました。

安保闘争の頃のインタビュー映像。
団塊の世代、ですよね。
「僕たちが日本を、政治を変えるんだ。」

私の世代は「新人類」と紹介されていました。
「どんな大人になりたいですか?」
というインタビューに対して、
「特にない」(笑)

そして「ガングロ」
さらに「荒れる成人式」

どんどん若者が頼りなくなっていますね。
日本の将来は大丈夫かと思っちゃいますよね(笑)

もっとさかのぼってみれば、私のおばあちゃん世代は、
20歳を迎える前に子供を産んでいる人も多かったですよね。

昔は(簡単に言ってしまうと)
社会人としてのスタートがものすごく早かったんですね。

それからどんどん人生が長くなり
価値観の多様化で「選択肢」も膨大に広がり
色々と考える「猶予期間」が必要になりました。
猶予が許される「余裕」も出来た、ということでしょうね。

「ライフシフト」にもこのあたりが出てきます。

人生が長くなれば、変化を経験する機会が増えるので、選択肢を持っておくことがいっそう重要になる。100年ライフを生きる人々が選択肢を見い出し、それを長く残しておこうとするのは必然なのだ。

以前こちらで書きました。

人生が長くなることで、人生を決めるのを先延ばしにする

つまり、若者が頼りなく見えても、自然の流れなのかなと思うのです。


「若いって良い」も幻想かも


皆さんの20歳の頃は、何をしていましたか?
どんなことを憶えていますか?

私は、友人とよくスキーに行ったことを憶えています。
「私をスキーに連れてって」世代ですから(笑)

友人と3人で、新幹線でスキーにいったときのこと。
私ともう一人が新幹線に乗り遅れ、
一人だけ予定通りにホテルに着きました。
私ともう一人は追いかけて、遅れて到着しました。
それなのに、先に着いた友人の送ったスキーが大雪で届かず、
彼女は滑ることが出来ませんでした。
真面目に着いた彼女が、スキーを滑れなかったんです。

さらに彼女は、翌日滑っていたらコースを外れてしまい、
私たちとはぐれて、さんざんな目に合いました。
携帯もない時代でした。
この話は、何十年も経つのに、友人と今だに笑えます

また別の時、これも3人で出かけたときのこと。
私以外の友人2人は普段コンタクトをしていました。
温泉に入った後、化粧せず髪の毛もボサボサ、
分厚い眼鏡をしているさまを見て、私が
「おばさんを通り越して、おじさん!」
と笑ったら、二人が本気で怒ったこと(笑)
これも、今思い出しても笑えます

スキーは全然上手くならなかったけど、こんな思い出があるので
やっていて良かったなと思います。

「若いって良い」と思っていても、実際は大したことはしていない(笑)
笑えた時間が「若かった」ということかな。
笑えることって、大体は失敗したことですよね。

失敗して笑える。
でもこれ、若者にしかできないことではありませんね。
失敗は、いつだって何歳だってできますから。


成長とは、人としてのキャパシティを広げること


たまたま見つけた、林真理子さんの記事をご紹介します。
林真理子さんは、2022年7月から日本大学の理事長に就任しています。

「40代は人間としてのキャパシティを広げる一番の成長期ですよ」
成長とは、人としてのキャパシティを広げること。
40代は、まさに成長期です。60代の私ですら、この数年、人間の幅が広がったと感じます。仕事もボランティアも頑張り、娘は社会人になり、母を見送りました。
私くらい、あれこれ首を突っ込んでいる人でも、まだ広い世界の100万分の1も知りません
外にはもっとずっと大きな世界が広がっています
それを知るためにも、いろんな人に出会ってください。

STORY12月号より

広い世界の「ほとんどを知らない」ことにかけては、
20代でも40代でも50代でも大差ありませんね。


挑戦ならいつでもできる


知らないことを知る
新しいことに挑戦する

失敗は、いつでもいくつになっても出来る
そして失敗すれば、きっと笑える思い出になる。

さて、私は今週末「石垣島マラソン」に出ます。
最高気温が26度、雨予報(-_-;)

夏に出た北海道マラソンより暑いじゃん!
しかも、北海道マラソンは、
もっと暑い東京での練習を積んでのことでしたからね。

冬からいきなり夏。。
しかも雨。。

雨に関しては、ラン仲間は「気温が高いから雨降った方が良いよ」と言います。
ランの練習は雨も休みなくやっていて、
合言葉は
「大会は雨でもあるから!」
でも、私は休んでいます(笑)

どれくらい降るんでしょ。。
ずぶずぶのシューズで?42.195キロ?
想像つかない。。

どうなるかわかりませんが(-_-;)
あとになれば、きっと笑える想い出になる。
頑張ります。。

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