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「老後観」の思い込み、思い切って捨てよう

人生100年時代って、耳タコですよね?
そんなに生きたくないよと思いますよね?
でも私のテーマも、50代から「長く」生きる前提で、
「未来」を考えること。
今日は「老後観」について考えてみたいと思います。

まずは、これまでの「老後観」のトレンドを
見ていきましょう。


リタイアメントタウン


アメリカでは「高齢者専用の街」が開発されていました。

アメリカでは、60年代後半から…温暖なフロリダ州の海辺に引退者向けの居住地区が続々と出現した。
このように同じ年齢層の人たちが集まるコミュニティで最後の「引退」のステージを生きることは、3ステージの人生では理にかなっていた。

ライフシフト2 100年時代の行動戦略 より


海外移住


10~20年ほど前に、たびたび話題になっていた
リタイア後の「海外移住」。

私はテレビで、タイを取り上げていたのを見ました。
日本の移住者向けの病院やマンションが用意されていました。
物価の安い国に行けば、年金収入だけでも豊かな暮らしができる。
そんな内容でした。

この2つの例に現れるように「老後はのんびり」が、
今までのイメージだったのかと思います。


「長い老後」で変わってきた意識


リタイアメントタウンのその後について、続きです。

しかし(今の70代が)、それまでの世代より健康で活力のある老い方をするようになると、興味深い変化が起き始めた。高齢者も都会暮らしを好むようになったのだ。
社会の実質的な一員でありたいと思っているからだ。

ライフシフト2 100年時代の行動戦略 より

また、海外移住した方のこんな記事を見つけました。

2012年に会社員を辞め、タイに移住してからもうすぐ10年になります。
…しかし、自宅にこもって、対話するのは画面だけ、人間とはチャットだけのやりとりを続けている中で、健全な心身状況を維持するのはなかなか大変なことが分かったのです。…昨年末から日本に一時帰国し、北海道・旭川に来て、除雪作業をやっています。…(除雪作業は)行く先々で大変に感謝されます

私が、漠然と思っていたことは、これでした。

お金があって、快適な生活ができれば、楽しいのかしら?


人と関わるということ


現役を退き、仮に生活の不安が無く、
「どう生きる?」を考えたとき。

私は、「人との関わり」は外せないのでは、と思います。

何かを作る作業が好きだとしても
作ったものが誰の目にも触れなくて
本当に一人で作っていたら、楽しいのかしら?

作ったものをほめてもらいたいということではなく。

「これ作ったんだよ」
「へー」
くらいでもいいんです。

田舎暮らしで畑をやって、
誰かと食べるとか、
近所にお裾分けする。
「こんなのできたんだよ」と誰かに言うだけでもいい

人との関わりは、間接的なことでもいいと思います。
田舎暮らしをnoteにつづる
野菜を通販する
オリジナルな加工品を作って売ってみる

私たちはもう、
年金で優雅に暮らせればそれでOK
そんなマインドではないのでは?と思うのです。

人との関わり
言い換えると
社会とつながっていること


生涯現役な人たち


「老後はのんびり」の幻想を捨て、
生涯現役の道を突っ走るのも一つです。

自営のお店の方なんかはわかりやすいですよね。
私がランでたまに行く、東日暮里のコッペパン屋さん

看板おばあちゃんは92歳だそうです!
お釣りの計算早いです!

ランのコーチだけ男性で、ほか全員女性のとき
「たくさん彼女がいていいわね」
なんて言います(笑)

私の昔勤めていた設計事務所の所長
72歳ですが、バリバリ現役です。
「仕事していなかったら、年金いくらもらえるんですか?」
私が聞いたら
知らん!
と言っていました。

私が勤めていた30年前(笑)、所長は40歳ちょっとでした。
その頃のほうが、お酒で太り気味、痛風持ちで不健康でした。
今は長距離サイクリングでスタイルもよく、健康そうです。

芸能人でも、小田和正さんとか、矢沢永吉さんとか。
70歳過ぎても、トップスターとして活躍し続けています

以前こちらで触れた村上春樹さんも73歳。

作家としての活躍もさることながら、マラソンランナーでもあります。

サッカーのカズさんとかも、どこまで続けてくれるのか。
その姿を見せて欲しい。

新たな老後像=「老後」などない!
一生現役を、生きる人たちが増えてきた気がします。


さて、あなたの未来は?


年齢の思い込み
そろそろ外してもいいのではないでしょうか。

年取った姿が恥ずかしいとかも、関係ない。
高齢者のほうが多勢になる世の中ですから。

あなたが、社会の中でイキイキと生きる姿
それが、あたらしい日本の未来を作ることになります。

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