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老朽化ニッポン

山口県下関市で倉庫の倒壊事故がありました。

壊れるのは一瞬
そして、壊れるまで危機意識を持つのは難しい
そんな話をしたいと思います。


多くが1960年代につくられた


倒壊事故の倉庫は1970年築、築52年だったようです。
今までは、地震の時ならまだしも、
建物が「自然倒壊」する話は、あまり聞かなかったですよね?
そろそろ日本も、こういうことが次々と起こるかも、と思いました。

前々回の東京オリンピック1964年58年前です。
その頃に作られた建築物やインフラは、沢山あります。

当時放送された番組のアーカイブがありました。

「オリンピックまで」を合言葉に、いろいろな建設工事が最後の仕上げに入った。首都東京の姿を一変させた高速道路工事は昼夜兼行で続けられた。都内では大ホテルなどのマンモスビルも次々に建設された。…これらの工事はオリンピックの開かれる10月10日までにすべて完成し、東京は立派に衣がえをして世紀の祭典を待つばかりとなった。

東名高速道路 全線開通 1969年
首都高速道路 開通 1962年
東海道新幹線 開通 1964年

ホテルニューオータニ 開業 1964年
ホテルオークラ 開業 1964年 ※2019年建替え

日本武道館 開業 1964年 
国立代々木競技場 第一体育館 開業 1964年 
など

東京都の「下水道」1970年頃から今の形の整備がされたようです。

そして、今は当たり前になった「マンション」
集合住宅の始まりは「団地」1960年頃からつくり始められました。

昭和30年に日本住宅公団が設立され、都市圏近郊に急ピッチで供給されるように。
その後、昭和40年代、50年代まで、毎年、団地は量産されていきました。

建築物、上下水道、高速道路、鉄道などのインフラ。
私たちが今目にしている「街」は、
ここ60年くらいの間に出来たものなんですね。


何もかも更新時期


「マンション」の寿命について。
以前こちらで触れました。

鉄筋コンクリートで造られた建物(RC造)の平均寿命は68年です。

期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新 による価値向上について国土交通省 https://www.mlit.go.jp/common/001011879.pdf

「木造」の家の寿命についてはこちらで書きました。

鉄筋コンクリート建物の平均寿命68年は、あくまで平均です。
昔は建築技術は今よりはるかに劣り、コンクリートの質も悪かった。
なので、もうすでに寿命です。

団地などの建て替えが進んでいますよね。
高速道路の耐震化、東京の地下鉄や山手線の駅など
あちこちで工事がされていますよね。

上手く更新が進めばよいのですが。

なんといっても人口減少時代に突入していますから。

2100年には日本の人口は6000万人程度になる。

そのうち、水道管の水漏れ、道路の陥没、建物の自然倒壊など
珍しくなくなるのではと思います。


壊れるまで分からない


東京の街をランで走っていても、崩れそうな建物は結構あります。
壊れる「瞬間」まで、危機意識をもてない。
そういうものなんだなぁと思います。

今まで自然倒壊する姿を見てきませんでしたからね。
これから、ですよね。
しかし今回のように、壊れるのは一瞬です。


さて、私たちの体も老朽化していきます。
あっ、イヤな言葉(笑)

体もメンタルも生活も、破綻するまで気付かない。
これでは困りますよね。

でも、大丈夫です!
人間の体は新陳代謝していますから。
努力と管理をしていれば、何とかなりますからね。

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