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人間関係の「断捨離」の仕方

気が合わない人と付き合い続けるのは、疲れます。
全然楽しくなかった飲み会の帰りの疲労感、、
ありますよね?

最近「人間関係も断捨離」という言葉を聞きますよね?
どんなケースは断捨離すべきか、
私なりに考えてみたいと思います。


おかれた“環境”の違う人とは付き合わない?


若い頃には、結婚した、しない
子どもがいる、いない
仕事をしている、していない
常におかれた“環境”の違いってあるものです。

おかれた“環境”が同じだから仲良くなることって、ありますよね。

子どもが小さな時にはママ友同志、仲が良かった。

しかし、子どもが大きくなり、ママ友だけで会ったら
「こういう人だったんだ。」
とか
「全然話すことがなかった。」
なんてこと、ありますよね。

「おかれた“環境”の違う人とは付き合わない」としてしまうと、
周りに誰もいなくなってしまいます
また、“環境”が変わることもあります。


こういう人は断捨離してもいい


ずばり「“ワタシ”をわかって欲しい」人。
そういう人は、人と会うのも「(自分の)承認欲求を満たす」ため。
他人の時間を平気で「奪い」ます

「人は他人には興味がない。」

オトナなら、このキホンをわきまえるべきだと思います。
“ワタシ”に興味があるのは、家族や恋人や、本当に近い親友だけです。

では、話題ってどうなっているかというと、
「モノ」とか「コト」
出来事や、「思った」「知った」も含めて「行動」の話をして、
お互いの興味の共通点を見出すものではないでしょうか。

「ワタシってお花が好きなの」ではなく、
「この間キンモクセイが咲いてて、すんごくいい香りだった。」
これなら、イメージを共有しやすい。

人の「興味の対象」は変わりますから、今合わない人でも、
時間が経つ合う場合もあります。

ずっと独身だった人と、子育てを終えて時間が出来た人が、
久々に会うようになった、なんていうことがありますよね。

興味の対象が違うという理由では、
断捨離はしなくてもよいかなと思います。


日々「人間関係」にまみれている


会社を辞める理由の多くは、「人間関係」ではないでしょうか?
どれだけ私たちは、人間関係に日々影響されているのでしょう。

人って、本当に色々ですよね。

以前の職場は、人種の「るつぼ」でした(笑)。
いろいろなバックグラウンドの人が集まり、
みんな「いい歳」で、ヘンに出来上がっている。

しかも中途半端な仕事でしたから、
集まっている人のキャリアも中途半端(私も含めて 笑)。
そこにヒマと来れば、そりゃもう毎日大騒ぎでした。

私自身は(noteをご覧いただくとお分かりの通り)、
冷淡な部類の人間なので、人間関係にあまり影響されません。

それでも、ちょっと気が変になりそうなときはありました。
ランを始めたことで、人として再生できたのです。


人は簡単に変わらない


人間関係で衝突する人の特徴を見ていると、
自分の主張を通そうとする
相手を直そうとする

相手を直そうなんて、ムリなんです。しかも、職場なんかで。
面倒な人とは、できるだけ「距離を取る」ことですよね。

反省も込めて、あの頃の自分に言いたい。

人は変わらないよ。
今すぐその場を離れるべき、と。

自分の言葉が通じる「場所」を探すべき。
通じる相手にだけ、通じればよい

おかげで今、とっても穏やかな気持ちで日々を過ごせています(笑)


人にはタイプがある


良い悪いではなく、人には「タイプ」がありますよね。

<外向型>
コミュニケーション能力が高く、明るい。
「新しいこと」「楽しいこと」が大好き。
逆に、じっくり自分を振り返ったりはしない。

家の中はいつも散らかっている
楽しいことが好きな反面「辛いこと」は嫌い
新しいことが好きな反面、何事も「続かない」

話も、系統立てた話ができなかったりする。
聞いているこちらはちんぷんかんぷん。
本人は「楽しかった」という感情を受け止めてもらいたい。
相手に「伝える」のは二の次で、相手も「調子を合わせてくれればOK」

<内省型(内向型ではなく、あえて)
一方内省型の人間はこだわりがあり、一人でコツコツできる。
身の回りを整えたりスキルを磨いたりができ、
「特化した」何かを手に入れることができる。

周りを見ていて、大体この2タイプに分かれるなあ、と思います。
(あくまで私見)

「どうしてこの人ってこうなの?」
と思うことって、その人のタイプの「不得意なこと」ですよね。

自分が「いやだな」と思うのも、この「不得意なこと」です。

外向型に「コツコツやったら」と言っても、響かない。
内省型に「もっと楽しく生きたら」と言っても、響かない。


そのままでいいかというと、、


「50代からのミライ」的観点で言うと、

外向型は「感情型」、楽しくないとやりたくない
「体が衰えたら将来大変だよ」と言ったところで、努力などしない。
家の中も、今から管理できなくてこの先どうなるんだろう、と思います。

一方で内省型
歳をとるとますます人と接する機会が減り自分の世界に閉じこもる
世界は小さくなり、活性化しない。

タイプの弱点はやっぱり少しずつ是正すべきですよね。
そのためにも、タイプの違う人とは接点を持ち、
影響を受けると良いと思います。

タイプが合わないから断捨離するのではなく、
「こんな人もいるんだ」くらいの気持ちでいいから付き合う。

そうすることで、人の幅って広がるんじゃないかしら。

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