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ももこの小学校生活② 低学年編 お友達との関係に涙する
小学生になってから、ももこは一輪車や縄跳びを休み時間ごとに練習してできるようになった。
3月生まれで他の子たちより何でも遅かったももこは、少しずつ「やればできる」ことを実感していったようだった。
仲良しのお友達もできて、それなりに楽しい小学校生活を送っていた。
ももこは、とてもお友達を大切にする子どもだった。
特に教えた覚えもないけれど、悪口は言わない、意地悪はしない。
当たり前なのだけれど、自
ももこの幼稚園生活④ クリスマス会
ももこが通った幼稚園は、各学年一桁の人数しかおらず、全体の在籍数は多い時でも30名程度だった。
そんな小さな幼稚園でも、他の園では経験できない行事がたくさんあった。まず、遠足。親子遠足と先生と園児だけで行く遠足があり、親子遠足は年に2回、先生と園児だけで行くのは、2か月に1回程度行われていた。
学年によって人数のばらつきがあるが、年長さんは必ず年少さんのお世話をしながら遠足に行く事になっていた
ももこの幼稚園生活 ③
ももこが年少の時は、毎日シール貼りのお仕事をするか、きゅうりやニンジンを切るお仕事をしていた。
幼少のときに腕を動かす動作をするのが良いらしく、包丁を使う、コーヒーミルを回す、アイロンを使うなど、なかなか家庭ではさせない事を幼稚園では経験させてもらえた。
包丁は子ども用包丁を使い、実際に野菜を切ったりしていたが、コーヒーミルは空っぽのままゴリゴリと回したり、アイロンもコンセントをささずに布の上
ももこの幼稚園生活 ②
幼稚園の玄関先で泣き、教室で泣いていたももこは、いつの間にか泣かないで「お仕事」に没頭するようになっていた。
モンテッソーリ教育を行う幼稚園では、子どもが自主的に行う事を「おしごと」と呼び、子どもたちのために多くの教具が用意されている。
ももこが3年半の幼稚園生活を通して大好きだったのが、シール貼り。色々な形が描かれた台紙にシールを貼っていくもので、シール数枚で形を作れるものから、複雑な図形を
ももこの幼稚園生活 ①
🌸2歳半で幼稚園に入ったももこの生活を何回かに分けて書いていきます。
モンテッソーリ教育の幼稚園に入園したももこ。2歳半のクラスは、幼稚園生活に慣れさせるために、まず短時間で週に2回から3回、様子を見ながらの通園だった。保護者の手を離れて、初めて見知らぬ子どもたちと集団生活を送る事は、2歳半の子にとってかかるストレスは大きい。
ももこが望んで入園した幼稚園でも、ももこは園の玄関で上履きに履き
ももこの世界 ①幼稚園を決める
ももこはももこの世界を守って生きてきた。嫌なものは断固拒否。やってみたいことは、下手でも遅くてもとにかく頑張る。
ももこはいつも家で遊んでいた。一人っ子なので誰かと一緒に遊ぶ経験が必要だと思い、公園に連れて行っても結局は一人で遊んでいた。
仲良くなった近所の女の子は、いつもももこを呼んで一緒に遊ぼうとするのに、ももこは知らんぷりして一人で遊んでいる。
そんな調子なので、人と交わる経験がなさす
娘ももこの挑戦 遊具その2
娘のももこが幼稚園児の頃、林試の森公園によく遊びに行った。
林試の森公園のアスレチックはそれほど多くないが、家からさほど遠くなく、たっぷり遊ぶには十分だった。
ここのアスレチックでも、ももこは一日かけて挑戦することになる。遊具の名前は分からないが、網目状のロープの上を歩いたりくぐったりするもので、小学生であれば割と簡単に遊べるレベルのものだが、4歳の、それも怖がりのももこにとってはかなりハード
ももこの幼稚園生活⑤ マラソン大会
ももこが通う小さな幼稚園では、毎年2月にマラソン大会を開催していた。
マラソンと言っても走るのは園児なので、年少さん、年中さん、年長さんに適した距離で、おなじみの公園を走るものだった。
ももこは何事にもマイペースな子だったし、新しい事に慣れるのも人より時間がかかった。
年少さんの時のマラソン大会は、初めての行事に参加してお腹が痛くなったり、泣きだすことも十分考えられたので、ももこから私の姿が見え