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たくさんの経験ができる二胡教室

二胡、中国音楽の「創樂社」、主宰の安西創(あんざいはじめ)です。

私の教室に集まる生徒さんは、その殆どが「二胡」という弓で弾く二本弦のバイオリンのような楽器を学んでいます。けれども歴史も長く国土が広い中国には、構造が似た楽器がたくさんあります。私の教室では、できるだけ「名前は聞いた事がある」あるいは「動画で見た事がある」を超えて、自分の目で、手で、経験して欲しいと思っています。なので、例えばレッスンの一環として他の楽器に触れてもらう事をしています。

先日、ある生徒さんには椰胡(潮州音楽や広東音楽で使うヤシの実を使って作られた楽器)や広東高胡(二胡を土台に1920年代に作られた高音を担当する楽器。主に広東音楽で使われます)を体験してもらいました。また、別の日には揚琴(中国全土で使われる、木製のボディに金属弦を張って竹のバチで叩いて音を出す弦楽器)を叩いてみてもらいました。

椰胡はソフトな低音の楽器。その響きが面白かったそうです
高胡は華やかな高音が魅力。二胡との力加減の違いに驚いてました

その他にも曲を弾く時には、二胡以外の楽器で伴奏を付けたりしています。これらは自分が若い頃通っていた教室で経験させてもらって新鮮な感動があった事を生徒たちにも体験してもらいたい事と、同じ事柄でも実際に本人の経験ならではの、新しい発見をして欲しいと思っているからです。

「二胡を習いに来たから他の事は興味ない」という狭い視野を捨て、その周辺の楽器、特に共演する可能性がある楽器を経験し、特性を知る事は、二胡の上達や演奏上も多いにプラスになると信じています。そして何より、難しい事抜きにそれを楽しんで欲しいと思います。

好奇心が旺盛で積極性がある生徒さんとの出会いを楽しみにしています!

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https://r.goope.jp/sougakusha/info

二胡・中国音楽の「創樂社」安西創


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