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【日々のアレコレ #7】自分への Why、事象への Why、他人への Why

Anzaki です。

鬱陶しいタイトルにしてしまいましたが、
結構大事なんじゃないかなぁと思うので、
よろしければお付き合いください。

よく、「なぜを繰り返しなさい」と言われます。

5W1H の中の、Why の重要性が説かれる場面が非常に多い気がします。

たしかに、Why はとっても重要ですが、
その Why が、どこに向けられたものであるか、
によって、大きく意味が変わるのでは?
と思ったので、その話をしてみます。

向けられる先は、
① 自分
② もの、こと(事象)
③ 自分以外の人

の3択かなぁと思います。
そして、そのそれぞれを知るためのものだと思うのですが…

それぞれについて触れます。

自分への Why

これについては、単純明快です。

「私はなぜこれが好きなんだろう」
「僕はなぜこんなことをしたんだろう」

自分自身を知るための Why です。
Why を考えることで、自分はどういう人なのかを知ることができる。

一般的に、自己分析というやつ。

事象への Why

「これってなんでこうなるんだろう」
「なんでそうなるんだろう」

これは、前田裕二さんの『メモの魔力』でいうところの、
「抽象化」です。

僕は、世の中を咀嚼するイメージを持っています。

そのもの、ことが、どういう事なのかを知ろうとする行為であり、
本質を知るための Whyだと言えると思います。

他人への Why

「あなたはなんでそれが好きなの?」
「君はなぜそれがしたいの?」

一見、その人を知るためのもののように見えます。

ですが、、、
「君はなんでそれをやってないの?」
「あなたはなんでそう思うの?」

言われる場面を想像してみてください。
何となく後ろめたくなったこと、ありませんでしょうか?

僕は結構あります。
それと同時に、無意識に同じセリフを人に使っていて、相手はなんとも言えない表情をする。

これをもう少し紐解きます。

人から Why を向けられるときは、
自分か、自分に関係するものに、多少の非があることが多い気がします。

その時の Why はどのような効果を持つのかが結構大事で、
こういう場合の Why は、相手の防衛本能を刺激してしまい、
人を黙らせたり、嘘をつかせてしまったりする可能性が高い。

つまり、相手を知るための質問のはずなのに、
相手に相手を隠させてしまいかねない
ということです。

これに関連することを、けんすうさんも仰ってました。
https://voicy.jp/channel/620/65888

キングコングの西野さんも、「女の子に嘘をつかせてはいけない」という話をしていますが、
それにもつながるような気がします。

これは、僕自身、日常でも感じていて、
何も答えられない相手、困惑する相手を見てふと気づかされました。

Why は他人に向けられるときだけ、知ること以外の効力を持つ。

まとめ

Why は「知る」ためにとっても大事だけど、
自分以外の人に向けるときだけは、ちょっと気をつけないといけない、という話です。

ではそういう時はどうしたらいいのか。

そんな話もちょっと考えてみたので、
次回お話しようかなと思います。

今日は、他人に向けられる Why だけ、ちょっと鋭利なものになりがち、という話でした。

ではまた。


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